![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/48445163/rectangle_large_type_2_a528dc89a6a89a66c53c960df9b9501d.jpeg?width=1200)
親の器
子どもを産む前、児童福祉施設で保育士として働いていた時期がある。
色々な事情で親と一緒に暮らせない子どもたちと
日々の生活を共にした。
まだ子どもを産む前で、親の気持ちも知らない
無知な私だったから、施設に子どもを預ける親を酷い人だと思っていた。
あれから10数年経った今、かなり違う思いでいる。
無知だった私も、子どもを産み
親になることの大変さと喜びも人並みに体験した。
あの時出会ったお母さんたちは
どんな思いで我が子を預けただろうか。
とても勇気がいることだったと思う。
弱くても、できないことがあっても
それは親の愛には全く影響のないこと。
私はまだまだ弱いところ、できないところを認めることが不得意だけど、ちょっとずつでも認めていきたい。
認めたくない自分の要素を認めることも
親の器を広げることに繋がると思うから。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?