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男はお金が9割

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個人的評価

男性が読むべき度 ★★★★☆
女性が読むべき度 ★★★☆☆

個人的おすすめ度 ★★★☆☆

 この本は読むのが2回目だが、筆者の思いがとても強いな、と感じた。私レベルが言えることではないかもしれないが、この本を読んで思ったのは男はお金が9割ではないなということ。確かに、7、8割はあるとは思ったが、この本を読んでいるときにも「ここの文章的にはお金9割ではなくない?」と思ったところもあった。
 しかし、筆者の言っていることに共感できることがたくさんあった。私はまだお金持ちにもなれていない一般的な大学生だが、これからこの本で感銘を受けたことは実践していきたいと思った。
 また、この本は男性向けの本かとも思ったが、意外に女性が読んでも面白いと思う。過激な表現も用いられているが、それでも女性が読んで損する本ではないと思った。

ちょうざっくり概要

 タイトルの通り、「男はお金が大事」ってこと。それを具体例を用いながら説明されている。

著者:里中李生
発行所:株式会社三笠書房
2018年5月1日

感想

 個人的おすすめ度にも述べているのだが、具体的に例を用いて説明されているが、例えば、

お金持ちは株式や不動産などのなんらかの投資をしている

とかかれているが、本当にその通りだと思った。宝くじで3億円当たったら何につかう?と聞かれたら、私は「とりあえず半分以上は投資に使う」と答えると思う。私は、株式投資を始めてまだ3年だし、これから公認会計士になると独立性の観点から株式投資ができなくなるので悲しいが、不動産投資などできる範囲で投資をしたいと思う。

 投資と聞くと、リスクが怖いと考える人もたくさんいる。私自身も今投資を行なっていてもリスクは怖いし、実際に損をしている銘柄もある。
 この本の話とは少し離れてしまうが、「分散」「長期」などの一定のリスクを回避する方法もあるので、ぜひ投資をはじめてみてはいかがでしょうか。
 本にも書かれていたが、よっぽど宝くじを買うよりリスクは少ないし、私自身投資の方がよっぽど夢を買っていると思います。

 本にも書いてあったが、

お金の話=下品な話

という考えは脱却するべきであると思う。下品である場合も多々あると思う。作中にも書いてあったが、自分の金稼ぎ自慢とかは確かに下品だ。ただ、お金がないと高級車も買えないし、家族も養えない。なのに、親がどのようにして稼いでいるのかもあまりわからなかったりもする。
 ハイパーインフレが起きたとしてもお金が現物でなく電子のものになってもそれでも物を買ったりサービスを提供してもらったりするときには必ず対価が必要となり、それがお金であることが多いのだから、少なくともお金の正しい使い方は習得し、自分が親になったときに子供に下品と思わず教えたい。

最後に

 電子書籍じゃないと、マーカーとか引けないから、ビビッときたところをnoteにかけないという難点があるとも思いつつ、紙版の方が個人的には読みやすいから、購入する本は紙版。この本は、大学に入学して買った数冊の本のうちのひとつ。お金があればできることもあるっていう事実はあるから、ある程度はお金が必要ということを改めて実感した本だった。


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