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三劇団合同座談会〜代表編〜

みなさん、こんにちは。
「演劇の魅力をより多くの人に知って欲しい!」という思いのもとスタートした、大阪大学公認団体(劇団六風館、㐧2劇場、劇団ちゃうかちゃわん)の三劇団合同企画、第二弾です✨今回の企画は…


 三劇団合同座談会!!

「大学公認の劇団が3つあるのはわかったけど、どう違うの?」「どの劇団に入ろうか迷う…」そんな疑問を抱いている新入生の方も多いと思います。そんな疑問にお応えすべく、各団体の代表であるお三方とzoomにて座談会を行いました☺
まずは、代表者の皆さんの紹介です。

劇団六風館26期座長 佐藤航平
大阪大学外国語学部 インドネシア語専攻 3回
                   (写真撮影:ヤマグチシャシン)

㐧2劇場部長 千田拓実
大阪大学工学部 4回

劇団ちゃうかちゃわん第30代座長 小林秋人
大阪大学工学部 環境・エネルギー工学科 3回

以上の皆さんに協力していただきました。
それでは、座談会の方に移っていきましょう!

目次
イントロダクション

  →自己紹介 
  →所属劇団の基本情報
他劇団のイメージ~六風館編~
  →六風館は演劇に”かけている”?
他劇団のイメージ~㐧2劇場編~
  →サークル内に…社会人の方がいる!
他劇団のイメージ~ちゃうかちゃわん編~
  →ちゃうかの魅力、”キャスパ”とは
自分の劇団、この部分なら負けないぜ!
  →それぞれの強み
  →よく言われる三劇団の見分け方、本当ですか?
演劇を始めたきっかけ
  →代表者の皆さん、実は全員○○だった!
演劇を始めるか迷っている人にメッセージ 

イントロダクション 

————今回は、三劇団合同企画の代表対談会ということで、皆さんに集まっていただきありがとうございます。ではまず自己紹介をお願いします。
佐藤 はい。大阪大学公認団体の劇団六風館代表をしております、佐藤航平と申します。よろしくお願いいたします。
千田 同じく公認団体の㐧2劇場の代表をしております、新4回生の千田拓実と申します、よろしくお願いします。
小林 同じく公認団体の劇団ちゃうかちゃわんに所属してます、新3回生の小林秋人と申します。お願いします。
————以上、3名の代表者の方に集まっていただきました。まずは自劇団がどのような劇団なのかを紹介していただきたいと思っています。
佐藤 劇団六風館はですね、既成脚本(既にプロなどの他劇団により上演されている脚本)をお借りして上演することが多い劇団ですね。演出、役者、スタッフ希望者など誰でも歓迎しています。よろしくお願いします。
千田 はい。うちは社会人もいる劇団となってます。脚本は、オリジナル脚本に近い感じで、書いた脚本を使って上演しています。まあそんなところですかね。新入生募集してます!
小林 ちゃうかちゃわんは主にオリジナル脚本を上演しておりまして、三劇団のなかでも最もコメディ色が強い劇団です。みんな楽しくやってます。

他劇団のイメージ~劇団六風館編~

————今、それぞれの紹介をしていただいたんですけど、もっと具体的なイメージや他の劇団から見た印象など、ここでしか出来ないぶっちゃけた話を聞いていけたらな、と思っています。じゃあ、六風館からいきましょうか。
小林 六風さんの印象…なんかね、三劇団の中で、団員の皆さんが演劇にかけてるなあっていう印象が強くて。大体、学生会館に行くと自主練習とか結構してるのよ。なんか、生活を演劇にかけてるなあって。
佐藤 稽古の回数とかでもあるんですけど、他劇団さんよりも演劇にかけている時間は多いんじゃないかなって感じますね。スタッフはわからないんですけど、役者に関してかけてる時間は多いんじゃないかなあって。
小林 2ゲキさんがどうかはわからないんですけど、オーディションとかもちゃうかより本気でやってるんじゃないかなって。2ゲキさんって(オーディションについて)どうなってるんですか?
千田 オリジナル脚本とかで、この作品の中でこの人を当てはめたらどうか、っていうようなことをする本読みみたいなイメージでやってるかな。
小林 読み合わせみたいな感じですかね?
千田 そんな感じかな。
佐藤 僕らのオーディションは、役者として出られるか落ちるか勝負、みたいなのが結構あって。そういうの他劇団さんにはあまり感じないなって。どうなんですかね?
小林 うちは割と役者したいって思っている人には舞台に立てるチャンスはあるっていうか。2ゲキさんみたいに読み合わせとして役者希望の人が脚本を読んで、演出さんがそれをみて、このひとはこういうキャラだなあって。大体、その公演ごとに役者したいって言った人は何かしらの役はもらえるっていうか。
千田 うちは、絶対役者として舞台に立てるわけではないかなあ…それは、このタイミングで関われる人の中から役者やりたい人、役者もやりたいけどスタッフの方がやりたい人、その辺を考慮しながら決めていく…という感じですかね。
————オーディションだけでもいろいろ違いますね。ほかに六風館のイメージとかありますか?
千田 僕は一回、六風館の冬プロデュース公演(六風館有志によって立ち上がった番外公演)に参加させていただいて、その時思ったのは、学生の楽しさというか、年が近いうえでの楽しさ、っていうのがあって、ある種の居心地の良さを感じました。あとは、真剣にお芝居に取り組んでいる印象で、通し(演目を最初から最後まで通して行う稽古)後のフィードバックとかでも、全体のダメ出し(演出などによって改善点を指摘すること)の他にも個人的に見ていた人に聞きに行くとか、積極的にやってるところが素敵だなあって思います。
佐藤 逆に僕ら社会人とかかわったことなくて、年上って言っても絡める先輩は二期上の先輩までなので。年上と演劇で絡むっていう感覚を知りたいですね。

演劇に対する”熱意”が魅力の劇団六風館。
迫力や臨場感のある芝居を作っています!

他劇団のイメージ~㐧2劇場編~

佐藤 2ゲキさんなんですけど、新入生の時に、2ゲキさんには社会人の方が所属してるっていうのを聞いてちょっと怖かったんですけど、体験稽古に行ったらみんな優しくて驚いたことが印象に残ってます。
千田 僕も、初めて2ゲキが稽古してる部屋に入った時、入る部屋間違えたって思いました(笑)佐藤君が言ってたように、社会人がいるから一瞬気が引けてしまったんですけど、接していると、なんというか、社会人でありつつも学生の感覚を理解できるような人たちで、そこが2ゲキの居心地の良さなんじゃないかなあと。あと、社会人がいるとノウハウが多くあるので、勉強になることが多いですね。
小林 ずっとその団体に所属している方がいることによる蓄積、ノウハウが生かされているなあって。あと、座付きの脚本家さん(専属の劇作家のこと)がいるじゃないですか。その人の世界観がすごいなあって。回転するトイレとか(笑)どういう発想やねん、って。あと、新入生でも違う劇団を卒業した人が入ってくるじゃないですか。そういうのがあって、いろんな大学、いろんな世代の人が集まってるんだなあって感じがします。
千田 そうですね。社会人がいるからっていうのがあるのか、年関係なく、院から入ってくる方とか、いろんな意味での個性の強さがあって、それが2ゲキの色になってるんじゃないかなと思います。
佐藤 2ゲキさんに関して思うんですけど、けっこう学外での公演が多いですよね。だからお客さんの層も高めだったり、目の肥えている人とかが来るような感じがするなあって思ってたんですよ。羨ましいですね(笑)
千田 最近は年に2回の学外公演が多いですかね。2ゲキには定期公演という制度がないので、提案する人がいて、それで企画を立ち上げて…という感じはありますね。

独特の世界観に定評のある㐧2劇場。
斬新なアイデアと確かな技術でお客さんを虜にします。

他劇団のイメージ~劇団ちゃうかちゃわん編~

千田 新入生の時、ちゃうかさんの新歓公演を見て超強烈な印象を受けたんですよ。コメディーの良さが伝わってきて。特に印象に残ったのはちゃうかさん恒例の全キャストによるダンスですね。かっこいいし、楽しいし、かわいいし、いいなって思いますね。
小林 確かに、そのパフォーマンスの時間がはっきりとあるのはちゃうかの特徴かなあって。”キャスパ”っていうんですけど。それを稽古の時間にかなり練習するし、脚本を選考するときにも、ちゃうかの強さのひとつとして、我々も意識してます。
佐藤 ちゃうかさんは、元気な人が多いと思いますね(笑)舞台を見てても、普段を見てても。コメディ色が強かったり、作品によってはシリアスにもなったり、いろんなことにチャレンジできる環境が整っている劇団だなあと思います。役者さんも舞台に立ちたいって手を挙げれば必ず挑戦できるというのもいいですよね。
小林 オリジナル脚本なので、だれでも脚本を出すチャンスがあるんですね、それを脚本選考会に出せば上演できるので、誰でも色んなことにチャレンジできる点で、一番自由度が高いのかなって思います。
千田 うちは、脚本選考会はないですね。ただ、脚本を学生が書くこともあります。社会人が、学生にもチャレンジしてほしいっていう人たちが多いので。やりたいっていったら、やってみようかっていう感じの部分はありますね。
————三劇団の印象を話していったんですけど、もうちょっと切り込みたい…とかはありますか?
佐藤 今話聞いてて思うのが、六風館は創作脚本をあまりやらないんですけど、脚本を書くことに関しては他の二団体の方が強いかな…とは思います。書き方に関してノウハウを知っている先輩が他の二団体にはいるので。
小林 ちゃうかの宣伝なんですけど、新入生が入ってすぐやる公演がオムニバス公演(20分程度の短めの劇を何作品か上演する公演)なんですね、その時に新入生の子が何人か入ってすぐ脚本を出すんですよ。
一同 (驚き)
小林 そこからチャレンジできるのは先輩とかで書いてる人が多いからなんじゃないかなあと思いますね。
千田 そういえば、オムニバス形式って楽しいですよね。いろんな作品が見られて。僕も毎年見てるんですけど、ちゃうかっていう全体の雰囲気も持ちつつ、個々の作品の個性も体験できて。
小林 あの公演が一番好きって言ってくれるお客さん、多いんですよ。
佐藤 見てて楽しいです。見ててびっくりするのはやっぱりちゃうかさんの団員数の多さですよね。最近はちゃうかさんが一番人数が多いので羨ましいです。
小林 そうですね。我々が一番多いと思います。スタッフにも人数が割けるから、作業量が多くてもこなせて。力入れられるんじゃないかなって思います。 

自由度が高く、なんでもチャレンジできる劇団ちゃうかちゃわん。
お客さんを笑顔にするためにあらゆる手を尽くします!

自分の劇団、ここの部分なら負けないぜ!

————では、ひとことで自劇団のここは絶対に負けない!というところをお願いします。
千田 ここが負けない、っていうポイントとは違うかもしれないんですけど、作品の大きな特徴として、登場人物が作品の中でまじめに生きてるんですけど、そのまじめさが観客から見ると滑稽に映る。そういうお芝居を作っているなあと思います。
佐藤 確かに。僕が新入生だった時も一発で「ああ、こんな雰囲気の劇団なんだ、面白い」って分かりました。どの劇を見ても2ゲキさん独特の雰囲気があって、でもそれが登場人物が変わることによってその劇自体の個性も表れる。面白い団体だなあと思います。
小林 ちゃうかはさっきも言ったんですけど、やはり自由度ですね。なんでもやるバイタリティとサバイバビリティがあるっていうか。あと、宣伝になるんですけど、ちゃうかって独立した部室を持ってるんですよ。
一同 いいなあーー(羨望のまなざし)
小林 自分たちのやりたいことを何でも好きなようにやっているっていう自由度と、地震が起きても大雨が降ろうと絶対に公演をやるんだ!というサバイバビリティですね。自分たちでやってやろうというやる気ですね。
千田 過去にちゃうかさんは台風や地震で公演が延期になってますよね。
小林 そうなんですよ。僕らの初めてのオムニバス公演の直前に地震が起きて延期になって。でも最後は公演を打ち切れたので、よかったなあと思います。
千田 そういうサバイバビリティやっぱりありますね。
小林 でも、コロナには勝てなかった…
————なるべく早く収まって、また演劇を堂々とできる時代になってほしいですね。
佐藤 六風館は、一つ一つの公演に対する思い入れの強さを人一倍持てるようなプロセスを踏んで、お客さんの前に立つ、っていう環境は一番あるんじゃないかなあって思います。演出について行って、役者もスタッフも頑張るっていう、まあ当たり前なんですけど、ここを人一倍意識してるのがうちなんじゃないかなあって思いますね。
小林 その辺の本気度が六風館さんは強いなって思います。
佐藤 一言で言えば、「しんどい」っていう(笑)いい意味で(笑)
一同(笑)
小林 いい汗かいてるんだね(笑)
佐藤 体育会系のノリで文化系をやっているっていう感覚みたいな。
————例えるなら、六風館は部活、ちゃうかはサークル、2ゲキは劇団ってよく言いますよね。それに対して皆さん、どう思いますか?
小林 たしかに、ずっと言われてるよね。
千田 確かにそうだなあ…
佐藤 まあ、みんなサークルっていう名前なんだけどね(笑)どこの団体も新入生大歓迎なので!演劇始める人なんてみんなほとんど初心者だしね。
千田 六風館さんはよく部活に例えられるんですけど、別にネガティブ的な意味じゃなくて、一致団結してるっていう意味で部活って言ってるんだと思う。
佐藤 そう思います(笑)
小林 やっぱり、サークルは楽しむことが主目的になってるところはあるのかなあって。ちゃうかは、演劇を通じて楽しいことがしたいっていうスタンスに近いんじゃないかなって思ってて。
佐藤 自分たちの面白いって思ってるものをお客さんにも面白いって思ってもらいたいのは共通してるのかなって。その中でもちゃうかさんはエンジョイっていう方向性が強いなって思う。
小林 お客さんにも笑顔になってもらいたい、みたいな気持ちが強いですね。

演劇を始めたきっかけ

————ここにいる代表者の皆さんは、実は、全員大学から演劇を始めた、元”初心者”の皆さんということで。どうしてこの演劇を始めよう、と思ったんですか?
佐藤 僕そもそもサッカーやってて、大学もサッカーかなって思ってたんだけど、あんまり自分に合ったサッカーサークルが見つからなくて。じゃあ何もせずに大学過ごそうかなと思ってたときに、たまたま六風館のチラシをもらって。そこから興味を持って、三団体を回って、最終的に六風館にはいりました。まあ、理由は、チラシを渡されたからっていう。それだけなんですね。だから、このインタビューを読んでる演劇やってない人はラッキーなんじゃないかなあと(笑)
小林 最初に演劇に触れるっていう経験をしたのは高校の文化祭で、クラスで劇をやって。その時に役者をやったのがきっかけですね。高校では違う部活に入ってたんですけど、大学では違うことをしようって思ってて。最近は役者というよりスタッフをメインでやってるんですけど、そういう個人個人の好きなこと、得意なことをやっていられるっていうのが演劇のいいところだなあって思います。
千田 そうですね、僕も一つのきっかけは高校で文化祭があって、そこで役をやったっていうことですかね。もう一つは、僕自身もともと宝塚が好きで観に行ってて、それの影響でっていう感じですね。あと、高校の時の知り合いが大学演劇を始めたので、演劇を始めやすい環境にいたのも一つの要因です。
佐藤 聞いててびっくりしたんですけど、皆さん高校の文化祭の時の演劇って楽しかったんですね…
千田 そうだね。
小林 まあ、そうですね。
佐藤 僕全然楽しくなかったんですよ(笑)舞台に立ったことはあるんですけど。だから、演劇にネガティブなイメージしか持ってなくて。でも、チラシを渡されて、え、演劇ってめっちゃ楽しそうじゃんって思ったのもあって。いまそういう人たちがいるなら、一回触れてほしいですね。

演劇を始めるか迷っている人にメッセージ

————最後に、演劇を始めるか迷っている人に一言ずつお願いします。
佐藤 やっぱり、ご時世が難しくなっているので、演劇って何だろう、とか、三劇団の違いって何だろうとか不安に思うことも多いと思うんですけど、興味を持ってもらっている時点で僕は嬉しいので、一度お会いできる日を楽しみにしています。
小林 もし新入生の方でちょっとでも演劇に興味を持っている方がいたら、とりあえずこっちでやっているイベントとかTwitterとかで我々の様子をちらっとでも見に来ていただければ三劇団がどういう雰囲気なのかなあっていうのは伝わると思うので、そこから知っていただいて、皆さんと演劇が出来たらなあって思います。ちなみに初心者率はちゃうかが多分一番高いので!(笑)
千田 まずは、演劇の団体があるっていうことで、こういう形とかで、演劇の魅力がちょっとでも知っていただければ幸いだなあと思いますし、そのうえで、まずはどこでもいいからここに入ってみたい、ここで演劇やってみたいっていう場所を見つけてもらえたらなあと思います。そのうえでもし、㐧2劇場に入ってくださる方がいらっしゃったら、ぜひ、一緒にお芝居をやれたらうれしいなと。
————皆さん、どうもありがとうございました!以上で座談会を終了させていただきます。
一同 ありがとうございました!

        ヘッダー画像作成 林歩美(劇団六風館/外国語学部2回)
        インタビュー・編集 加藤あみ(劇団六風館/文学部3回)

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