見出し画像

谷中「東京七面山 安産飯匙祖師」

画像2

画像1

画像4

画像3

画像5

谷中、三崎坂から少し入ったところに入り口がある東京七面山 安産飯匙祖師は瑞輪寺の境内にある。正面に祀られている祖師は、江戸十大祖師のひとり、除厄・安産飯匙の祖師。日蓮大聖人は、文永11年に佐渡流罪をご赦免となり、同年3月13日佐渡を出発し鎌倉に向かった。その途中、武蔵国粂川の辺りに住む関善左衛門が、通りかかりの日蓮大聖人に妻が難産であることを告げ救いを求めたところ日蓮大聖人は求めに応じ飯匙に御題目をしたため産婦のお腹をさすり抱かせ祈念したところ安産となり、母子ともに健やかであった。その後、一家で入信し、この報恩のため一家をあげて協力、日蓮大聖人の像を彫り、現在の東日暮里にに善性寺を建立し安置し、その後、谷中感應寺(現・天王寺)に移した。以来、除厄安産救護として多くの庶民の信仰を集めた。

ご尊像は上野感応寺を経て、元禄年間(約300年前)に瑞輪寺に奉安され今に至る。正面左側には、釈迦像、右側には関善左衛門の位牌を安置している。

画像7

百度石、庖丁塚がある。

画像7




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?