谷中「高光山大円寺」
谷中、三崎坂中腹にある日蓮宗高光山大円寺(大圓寺)。毎年10月の菊まつりが有名。一つの建物にお堂が二つ並んでいる。左側の堂には日蓮聖人、右側の堂には瘡守稲荷が祀られている。
縁起
開基:大円院日梗
旧本山は本所法恩寺、小西・法恩寺法縁。
1532-1555(天正年間)上野清水門脇に創建
1703(元禄16年)現在地に移転
1768(明和5年)火災により焼失。
1934(昭和9年)本堂再建。
墓所
南条俊賢(南条元清の玄孫)
笠森お仙と鈴木春信の碑
お仙は、瘡守稲荷社前の茶屋「鍵屋」の看板娘で、江戸の三美人のひとり。絵師・鈴木春信はその姿を当時全く新しい絵画様式である多色刷り版画「錦絵」に描いた。お仙に関係の深い笠森稲荷を合祀している大円寺に大正8年ふたつの碑が建てられた。
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