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ヒーローと雑魚のポージング

こんにちは、らいはんです。

戦闘シーンなどの3Dアニメーション制作で、
どこかキャラのポーズが違うなぁという時、

「ヒーロー側と悪側で似かよっている」
「シルエットがなんか違う」
「ポージングがダサい」

上記のような場合について、
ちょっと見ると良い体のポイントのご紹介です。
それは、【膝下】です。

ヒーロー側【膝下の角度を変える】

正義側の戦闘体勢

ヒーロー側のポージングです。
膝下を外側に広げた
戦闘体勢になります。

ポイント
【太ももに対して、膝下を120度以上】
【足全体をハの字にする】
太ももに対して、膝下を120度以上に広げる
足全体をハの字にする

敵側(雑魚)【膝下の角度を変える】

敵(雑魚)の戦闘体勢

こちらが敵側(雑魚想定)のポージングです。
膝下の曲がりが内側に入ってる戦闘体勢です。

ポイント
【太ももに対して、膝下を90度以内】
【足全体をくの字にする】
膝下を90度以下、足全体をくの字にする

比較画像

ヒーロー側と雑魚側の対比

比較するとわかりやすいです。
膝下を意識するだけで、
だいぶ差を出せて変わります。

腰を落とすと戦闘体勢度合いが増す

ヒーロー側も雑魚側も、
腰を下に下げる(落とす)だけで、
戦闘体勢度合いがグンと増します。
今から、攻撃するぞ!感ですね。

ヒーロー側の腰を落とした例
雑魚側の腰を落とした例

まとめ

今回ポージングでは、
上半身では無い下半身に注目しました。
膝下を変えるというマニアックな所ですが、
こういったところが肝だったりします。

フォーマット的に記載しています。
そのため3Dアニメーションでは、
最初のポーズトゥポーズ(ブロッキング)段階で
使えると思います。
特に、ズレてると思った時に、
「膝下はどうかなっ?」と比較で
今回のポイントが効果的です。

ただ、フォーマット的なので、
キャラ性を合わせて調整してもらい、
その場でその場で伝わるポージングを
目指してもらえたらと思います。

補足ツイート

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