見出し画像

デッサンと3Dアニメーション

こんにちは、3Dアニメーターの らいはん です。

3Dアニメーションは、デッサンに似ている気がします。
実は100%正確に描くことが正解でないという面白みがあるように思います。

流れが似ている

デッサンと3Dアニメーションの似てる部分を当てはめてみました!
(無理やり当てはめ)

・大まかに描く ―> ブロッキング
・全体的に配置を修正する ー>ブロッキングの修正
・奥行き、色、ライティング、素材などを表現する ー>スプライン
・全体的に詰めていく ー>ポリッシュ

デッサンの醍醐味というか以下の能力を鍛えるためにデザイナーはデッサンをやります。

・実物からの情報を整理整頓してアウトプット

・3Dアニメーションも、実際に動いたり、リファレンスやイメージから必要な情報を整理整頓して作る(アウトプット)

デッサンは写真と違いがある

写真と違い、デッサンでは本物を2つの目で見て脳を通し、描き出します。
そのため、パース感など100%正確である必要もなく、2つある目で観ると違ってみえてしまうようです。(しかし、正解のあるデッサンというものもあるようですがそこは置きで)

自己のバイアス(思い込み)との戦い

認知バイアスとの戦いという方もいるので、デッサンは他デザイン全てに通じて、アニメーションでも同じく戦うことになります。
バイアス!、、、
自分は正しい!、間違っていないという思い込みとの戦いで自分の作ったものを疑いながら、間違いを噛み締めつつ、素直に受け止めつつ、修正をしていきます!

最後に

デッサンは基礎トレーニングのようなものかと思いまして、3Dアニメーションも地道にしっかりと作り上げるところは同じかと思います。
デッサンはいかに自分の疑い、客観視しつつ間違いを噛み締めて、修正といった繰り返しで地道に精度を上げていきます。
アニメーションも客観視しつつ、修正に修正を重ねて、精度を上げていく、他デザインにも通じるかと思います。

実はただデッサンがちょっと似ている事とまたデッサンをやりたいなぁというところから、3Dアニメーションと通じそうな事を考えたです。

学校で3Dアニメーターなのにデッサン??
という疑問があると思いますが、何かデッサンをやる意味がこの記事で感じられたら嬉しいです。
ではでは、また。

応援していただける方は、よろしければサポートお願いします。