文型③(第4文型)
1.はじめに
英語は全部で5つの文型に分類できます。文型とは英語の文章を作るときの型でこの知識がないと正しい文章を作ることが出来ません。
ネイティブは会話の際に必ずこの文型のどれかを使って話します。そのため、ネイティブと対等に話すことを目標にするならば私たちもこの文型通りに話さなければなりません。
文型の知識があれば、デタラメな英文を作ることは少なくなりネイティブが理解できないということは確実に減るでしょう。
英語の文型は日本語のものとは大きく異なるので、文法的に理解したのちに使いこなせるように練習する必要があります。
文型とその場所における品詞これをしっかり覚えましょう。
2.第4文型(S+V+O₁+O₂)
この文型にはOが2つあります。訳は「O₁にO₂を~する。」となります。
また、O₁は間接目的語と言い、人をとることが多いです。
O₂は直接目的語と言い、物をとることが多いです。
例文)
彼は私にチョコレートをくれました。 He gave me a chocolate.
この場合、meがO₁でchocolateがO₂になります。
・第4文型をとる動詞
動詞にはgiveのグループとbuyのグループがあります。
(1)giveのグループ:「~に・・・を与える」
例文)
私は彼にいくつかアドバイスをあげた。
I gave him some advise.
彼は彼女に日本語を教えた。
He taught her Japanese.
彼女は友達に自転車を貸した。
She lent her friend her bike.
これらはSVOOの文型ですが、SVO+advの形にする事も可能です。(ちなみに、advはadverbで副詞という意味です。)間接目的語を前置詞の目的語にして直接目的語を動詞の目的語にします。
このgiveグループの前置詞はtoを使います。
(2)buyのグループ:「~に・・・を買ってやる」
例文)
私は自分に帽子を買ってあげた。
I bought myself a hat.
彼は友達にケーキを注文した。
He ordered his friends some cake.
あなたは私にカレーライスを作ってあげる。
You cook me curry and rice.
これらはSVOOの文型ですが、SVO+advの形にする事も可能です。(ちなみに、advはadverbで副詞という意味です。)間接目的語を前置詞の目的語にして直接目的語を動詞の目的語にします。
このbuyグループの前置詞はforを使います。
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