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モバイルプランナーから携帯を買うべきか

今回はタイトルにあるように「モバイルプランナーから携帯を買うべきか」をメリットとデメリットの2つの観点から述べたいと思う。

そもそも、モバイルプランナーとは大手携帯会社の代理店で長期インターンとして働く大学生で、スマホの乗り換えを勧める人たちのことである。

そこだけ聞くと問題がなさそうに見えるのだが、自分の利益・ノルマのために交友関係や信頼を切り売りすること、勧誘に際して嘘をつき呼び出すことが問題となっており、友情商法とも呼ばれている。

春休みにモバイルプランナーである友人から携帯を買った私。
今回は、その経験を基に話を進めたいと思う。


<メリット>

・頭金がいらない
・待ち時間が少ない
・スマホフィルムやスマホケースを安い値段で買える/貰える

メリットの中でも買い手からして大きいのが、頭金がいらないという点だろう。

通常のショップで買うと頭金で1~2万円ほどかかるが、紹介制ではそれをとっていない。

なぜ取らないのかはまた後日説明する。
ちなみにこの頭金だが実質的には手数料であり、スマホの残債が減るわけではない。

<デメリット>


・友情関係が破綻する可能性がある
・説明や対応が普通の店舗と比べて不十分な場合がある
・コンプライアンスの理解不足

デメリットで一番大きいのは、友情関係の破綻だろう。

2番目の説明が不十分という点と近いものがある。知識も経験もない大学生が営業をかけているのだから、説明などの不備は当然起こる。

そこから、話が違うじゃないかとトラブルに発展し、友情関係にヒビが入ることもある。

実際に私の友人も、料金説明で話が二転三転していた。

もちろん説明の不備は通常のショップでも起こりうる。
ただ、販売員のほとんどがどこにでもいる大学生なので、確率としては通常のショップよりも高い。

そして、最後の「コンプライアンスの理解不足」という点について説明したいと思う。

電気通信事業法第27条の2第2号には「自己の名称等又は勧誘である旨を告げずに勧誘する行為の禁止その他の同法の規律への違反」というものがある。

簡単に言うと、営業行為をするときは自分の名前・会社名、これは勧誘行為だということを伝えなさいということだ。

私が友人から購入した際、友人と友人の上司からは上記の内容は一切伝えられず、勧誘行為の剣でも営業の練習という名目で来店した。

これはマナーの問題であるが、名刺を渡されることもなかった。
(ちなみにあとで「渡したことにしといて」と言われた。)

その会社は理念として「若者のロールモデルの創出」を掲げ、大学生のお手本となる人材の育成を掲げている。
具体的には、大学生から営業を経験することで他者と差別化を図り、社会に出たときに活躍できる人材を育成するとのことだった。

しかし、名刺も渡さず、コンプライアンスへの認識を疎かにしている時点で、私個人としては単なるおままごとにすぎないのではないかと思う。

<最後に>

デメリットの解説で少々脱線してしまったが、今回の本題である「モバイルプランナーから携帯を買うべきか」という点について、私個人の見解を述べさせてもらう。

私個人としては、デメリットに目をつぶることができるのなら買ってもいいと思う。

私はデメリットも大きいが、メリットもなかなか大きいと思った。

先ほど挙げた3つのメリットだけでなく、多くの販売員は引継ぎを無料で行ってくれる。
また、販売員の自己負担で違約金を負担してくれることもあれば、〇人紹介するとAirPodsなどの賞品をプレゼントしてくれる販売員もいる。

これは、通常のショップではありえないサービスで、お客様の中にはわざわざ遠方から来店する人もいるくらいだ。

もし、自分で他社とプランを比較したり、引継ぎをしたりするのが面倒な人で、デメリットに目をつぶることができるのなら、モバイルプランナーから購入するのもアリなのではないだろうか。




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