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リアルと非リアル

今週月曜日から水曜日まで国内出張でした。
4月中旬に現職に就いて以来2度の出社を除いては全日在宅勤務でしたから、このギャップは相当大きかった訳で、行く直前は少々不安もあったりしましたが果たして・・・。
空港に着いてゲートを出たところ、誰が同僚なのかわからない(!)というところから始まり、無事皆集まってレンタカーに乗り込んだ訳ですが、声は聞いたことがあるけれど初対面の面々と狭い空間でそれなりに緊張しているのを押し殺しての移動。新参者につきそういうところでアピールする方もおられるでしょうが、私の場合テンションが上がってしまって喋りすぎてしまうけらいがあるので抑え気味でまずはその場の空気に慣れていきました。
心配せずとも同じ会社の人間なので次第に打ち解けていき、2日目は私自身の見せ場もそれなりに作れました。現場視察も取引先とのミーティングもよかったですが、何より移動中の雑談が私にとっては有意義でした。やはり在宅でのオンラインコール・ミーティングだけだと業務上の必要事項しかやり取りしないので、ビジネスティップス、例えば「Aさんってどんな人?」とか「うちの会社ってこういうところ〇〇だよね」みたいな話、さらには「〇〇さんってこの会社入る前は何してたんですか?」みたいな話も普段はなかなかできない訳で。在宅勤務でも仕事自体はできますが、リアルで会うことがなくなって失われたものはこういうことなんだなぁと改めて実感しました。
出張を終えてみて実に有意義な時間と場であった訳ですが、ではすべてリアルに戻すべきとは思わない訳で、リアルと非リアル両方の良い点を引き出すのがよいのだと思います。当社の原則在宅勤務(申請制)は維持してほしいですし、とはいえ対面の場も一定の頻度で得たいと思っています。まだコロナが終息している訳でもないですが現場に出る機会も増やしていきたいです。
今まではリアルと非リアルを両極端に振った状態しか経験してきませんでしたがその融合を目指すべきで、特にオフィスだけでなく「現場」を持つ当社の場合、その辺の匙加減をうまくやれるのではないかと感じます。
何より久々の出張がとても快適でした。もちろんオンライン(=在宅)でもチームとして動いていますが、今回の出張では遥かに強く仲間意識や結束感を得ることができました。(2日目夜は数名で飲みに行ったのでなおさらですが。)
まだ入社して2か月余りですが、会社のカルチャーについても同僚のキャラクターについてもいろんなことを学んでいる段階です。給料をいただいて働いている以上は自身の役割をこなすことがもちろん大切ですが、そうするためにも基盤となる部分を埋めていかないといけませんね。そこがあれば在宅だろうがなんだろうがうまく機能すると思います。いろんなことが浮き彫りになるコロナの「明」の部分です。
今回は(面白くもなんともないですが)ここまで。

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