質素倹約

我が家は両親の教えで質素倹約に努めてきたつもりです。
結婚前まで振り返ると大学一年生時は安アパート暮らし。風呂なし・共同トイレ・六畳一間。夏は部屋に陽炎が立ち昇り(←ホント!)、冬は極寒。夕方は強烈な西陽が差し、油断をすると無数の蟻さんが部屋を闊歩。アンテナ不調でTVもロクに見られず、隣の部屋からはいろんな!声が丸聞こえ。さすがに翌年には飛び出しましたが。。
所帯を持つにあたって新居は東京23区外の安アパート。家から駅まで自転車を飛ばして25分。駅から勤務先は電車で1時間半。雨の日も風の日も、若かったなあ。
そんな立地では車が必需品。今でこそ生活必需度の低い金食い虫は手放しましたが、我が人生初の車はシビッククーペ(ホンダオブアメリカ)。

社会人一年目、職場の同期がBMWなど買う中、様々な車を雑誌やカーショップで見て一目惚れしたのがこの車。ただ贅沢を嫌う親父にどう説明しようかと頭をひねり、「シビック、シビック。トヨタならカローラ、マツダならファミリア。中古だし」と庶民派カーアピールをしまくってめでたく交渉成立。親父は離れて住んでいたので現物を見られず😁←当時は携帯もスマホもなかった😎

今我が家では妻が率先して「贅沢は敵だ」を提唱してくれていますが、近年は人並みに「贅沢もときには友達」路線に舵を切り始めました。
コロナ禍で生活費が浮いたり、子供の学費負担が最終ステージに入ったこともあり、先月はTV、今月はスポーツ用の自転車を購入。今後も必要な投資は惜しまずしていきます。

子供達に貧乏暮らしをせよというつもりは毛頭なく、分相応に生きて満足してほしいと思っています。質素倹約と大胆な投資のバランスをとって。小さくまとまらず、大志、野心も持ち合わせて!

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