スノ担がTwitterから距離をおいてみた話
Snow Manを楽しく推していた私が、ライブツアー「Mania」の当落受けてTwitterを休んだ話。超個人的な話ですが、感じた事を書いておきたくなりました。(2500文字・約5分。自己紹介はトップへ)
現場に入りたい
2021年9月某日。Snow Man LIVE TOUR 2021「Mania」の当落が出た。
結果は全滅で、それからは自分でも驚くほど気持ちが沈んだ。春の滝沢歌舞伎も全滅だった。ファンになって1年半。2度の現場に一度も行けていない。気落ちの激しさが半端なかった。
そして一番怖いと思った事。
「自分の応援が彼らの力になる」と思わせてくれるのが上手いSnow Man。そして私には、「仕事も推し事も頑張った」という自負がどこかにあった。番組は出来る限りリアタイし、ハッシュタグで呟く。ハガキを書きまくり、映画には足繁く通う。
ちな、白蛇:縁起&HELLO HELLOプロモ期の7月に描いたお礼ハガキは約30枚。
その自負を煮詰めに煮詰めた結果、「こんなに頑張ったんだから、今回の席、きっと用意されるんじゃないかな…」という謎理論に行き着いていた。(論理性0%)
でもこの気持ちに気付いた時、「うーん」と唸ったし、危険だな、と思った。
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パフォーマンスを体験できないのが悲しい。会えないのが悲しい。
でも、その気持ちの底をよく見てみたら、Snow Manと自分との距離感を見失っていた。推したいから推しているはずなのに、いつの間にか「推してあげている」の気持ちが、どこかに産まれていたと思う。
フォロワーさんも1000人を超え、何気ない呟きが広まったりもして、私、危ないな、とそもそも感じてもいた。
ちょうど忙しい時期にかかるのを良い事に、目に見える「推す」という行為やSNSはちょっと休もう。仕切り直そう。と思った(真面目)。
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現場の論理
少しでも距離を置くことで、自分が推さなくても回っていく世界がよくわかる。そうすると、見るのが辛かったライブレポも、不思議と冷静に見られるようになった。そう、私はジャニーズ新規。そしてライブについても気付いたことがあった。
ペンライト問題。
白一色を見たいSnow Manと、色を点けたいファン。「メンバーのお願いを拒む理由がわからない」と思っていたけれど、色々なレポや意見を目にして、ジャニーズのライブは、双方向のコミュニケーションの場なんだ、と感じた。
「その人のメンカラを点けてファンがここにいるよって示したい」
「ファンサうちわ」という存在と、ファンサ報告が並ぶTwitter。MCにも「うちわ」の話題が出るあたり、Snow Man自身もそういう場を楽しんでいるようにも見える。
多ステして、ペンライトを点けて「あなたの熱心なファンがここにいるよ」と示す。普段一身に応援して、現場に賭けて、直接お礼を受け取る。アイドル自身も目視して喜ぶ。ジャニーズ事務所のタレントさんとファンにとって、ライブとはそういう場なのかもしれない。
「ライトの色を白に」と言われるのは、その人なりの楽しみを奪われた気がしたんだろうか。だとしたら、やはりアナウンスは必要だったかもしれない。そして、受け入れられない人がいることも、「ある程度は」許容せざるを得ないのかもしれない。
そう思っていた矢先、言葉を尽くして、あらゆるファンを掬おうとする10/17のめめ日を見て、ますますごめんな、という気持ちになった。
手厚い。
全方位サービスのSnow Man。
そんなグループのセンター・ラウールが、t.A.T.u.のMステドタキャン日に生まれたという事実が信じられぬ。
次のステージ
でも段々と、彼らはそういうステージを超え始めているように思う。ジャニーズ新規の私がこう呟いた時、いいねと共に、色々な意見を得た。
古参と言われる人たちのなかにも、様々な意見があった。
「ジャニーズ新規の人にこんなこと言わせちゃいけない」
「早く慣れないとね」
どちらの目線のファンもいるし、どちらもまたぐファンもいる。アイドルもオタクも、価値観は様々。それらの間で苦しむこともある。
でも私は多分、「これまでのジャニーズの論理ややり方」にどっぷり浸かるオタクにはならないかな。ちゃんと見ていたいと思うから。(ちゃんと、とは何か)
先輩達はリスペクトしているけど、新規である事を卑下するつもりもない。
自分の価値観を貫くと、現場や推しが遠くなるかも、という狭間で悩んでいた。でも、ファンサがメインの場所だったら、私、浮きそうだな…という別方向の諦めも生まれた。Snow Manを見て動いた心は、自分なりのスタンスで絵にしたり文章にしたり、していこう、と思う。
初めての男性アイドル推しで、この気持ちが、このフェーズが、男性アイドルだからなのか、ジャニーズだからなのか、それともSnow Manだからなのか、それすらまだわからない。
でも、この「わからない」という気持ちごと経験して、楽しみたいと思う。(で、しんどい時は距離を置いてみたり、振り返ったりすると思う)
私を含め、ファンは傲慢さには気付かない。無意識に「推してあげている」と思う人もいる(かもしれない)。
オタクの数だけ思いがあって。
そんなファンを率いるには、きっと時には舵取りも必要で。
でも彼らなら、明るい方向に皆を導いていくんだろうな、と思っている。周りを巻き込み、沢山の味方を増やしながら。
※個人の感想です
(長い文章を読んでいただきありがとうございます☺️🙏)
sakusaku
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