🥺驚いた話🥺feat.こーたさん

こんな経験されたことある方っているのかな？時間にして軽く30分以上ですよね？もしかして１時間以上！？(◎o◎)！！

驚きが１番でしたが、体験した人しかわからないリポートと、類い希なる忍びの心と忍耐強さ、冷静な状況判断力、相手を気遣う優しさも垣間見えて、たのしく学習できました(#^.^#)

そんなこーた氏の青年期の生真面目さが感じられた作品が他にもあります↓

まだ全てのnoteを拝見できていないのですが、今目を通したものはもれなく興味深く、勉強になりました<(_ _)>

（心がとても広そうな印象を受けたため、勝手にfeaturingしてしまいましたが、こんな使い方けしからん！など、注意点がありましたら、お手数ですがこーたさん、コメント頂ければ対処いたします）

では最後に、以下の記事を読んで、私が自転車のサドルを勝手に交換されていたときのことを思い出したのでそれを記します。

数年前、最寄りの駅から徒歩３０分程度のところに住んでいた私は、駅近くの駐輪場を確保し、通勤の際に毎日のように自転車を愛用していた。あれは、夏の温度も湿度も高い日の夜19時過ぎ、スーパーに寄って帰宅しようと考えながら駐輪場に行ったら、私の自転車のサドルが、中のクッションが飛び出ているボロボロのものに替えられて、半端に宙に浮いているような感じになっていた！最初は、自分の自転車のサドルを故意にボサボサにされたのかと思ってゾッとしたが、取り替えられたことがわかったときは少しだけホッとした。でも、とても不自然な感じで、気持ち悪かったのでとりあえず外した。

翌日も仕事で朝早いので、自転車は必須！早くサドルを直したい！ということで、直ぐに購入した自転車屋さんへ向かった。自宅とは逆方向で、自転車で１５分以上のところを目指した。

最初だけは急ぎの気持ちでパワーがあって立ち漕ぎでいけると思っていた。だがしかし、自転車の立ち漕ぎとは、ときどき休めるサドルがあって成立するもので、ずっと立ち漕ぎを続けるというのは特別な競技のような体験だった。すぐ、自転車を降りて押し歩きのスタイルになった。

気温は高く、じめじめした湿気の中、自転車を押しながらの足取りは重く、なんでこんな思いを・・・という惨めな気持ちになった。真夏の日中の陽射しが照りつける中だったら発狂していたかもしれない。負の連鎖ですね。

私は地図を把握するのに相当な集中力を必要とするタイプで、日常生活では、正確な方向感覚より、ランドマークなどの目印を頼りにしているということが最近は実感できている。しかし、このときはそこまで考えが至らず、暗くなっても一度行ったことがある場所だから問題なく辿りつけると疑わなかった。しかも、交通量の多い大通りで立ち漕ぎは恥ずかしいという理由で、敢えてわかりやすいルートを外して選択してしまったので、かえって時間もかかり、最初の立ち漕ぎダッシュで消耗し、時間の感覚もわからなくなってしまったようだった…

所々の街灯しかない住宅街で、私は迷ってしまったようだ。不安と焦りのなか、目的としていたチェーン店ではない、個人の自転車屋が目に入った。見た目は町工場のような雰囲気で、暗いので看板も目立たず気づかず、店先に自転車がズラッと並んでいたので、もしかしてと思い、中にいた男性に声をかけたのだった。

サドルという部品を買うだけだからチェーン店が１番安く済むだろうと思ってそこを目指していたのだが、立ち漕ぎで思いがけないダメージを受けたのでもうどうでもよくなった。でも、手間賃などで割高になったら困る。コミュニケーションをとらねば！

あんなに汗だくのまま、身だしなみを整えずに見知らぬ他人に話しかけたのは初めてだった。夏用の強力な日焼け止めをしっかり塗っていて、朝から仕事用のフルメイクをきっちりしていたので、目元は崩れ、顔は異常に白く光っていたと思う。

疲労困憊だったし、化粧を直す時間ももったいないと思ったので、悲愴感を利用して、同情をひこうと考えた。

「駅の駐輪場にとめてたら、サドルとられちゃったんですよ～～～」

精一杯の困った！を表現したが、４０代ぐらいにみえたお店のその男性は、何か別のことに気をとられているような感じで
「ふ～ん…あ、そう」
という反応だった。
お店にあったサドルを新しく装着してもらい、代金は２０００円だったと思う。

初めて行った住宅街で見かけたお店でしたが、こうやって書いてみると、なんだか幻覚だったみたいですね。
でも、茶系のサドルから本体に不釣り合いな形のグレーのサドルに替わったのは本当の話なんです。知り合いのいない住宅街に用事はないので、再びあの自転車屋を見ることはないけれど。

【書いてみたら思いがけず長くなりましたが(^^ゞ
最後まで読んで下さってありがとうございました】