アドバイザーとして活動してみて。
いつもTAITO STATION Tradzを応援してくださりありがとうございます。
この度、プロゲーミングチーム”TAITO STATION Tradz” SDVX Teamのアドバイザー業務を離れることになりました。
自分にも沢山の応援をいただき、本当にありがとうございました。
残念。だとは思っておりません。残念だと思って欲しくない、仕方ない、力不足だった、というのが素直な思いです。
継続しての契約が難しいことを伝えられた時、自分の中に落とし込むまで結構時間が掛かりましたが、今は落ち着いて気持ちを文章にまとめようかな、と思えるくらいにはなりました。
活動させていただいた期間の思い出は大切な人生の1ページに成りました。
いや、1ページを遥かに超えて人生ノート一章分くらいのボリュームで書けると思います。割と。
BEMANI PRO LEAGUE SEASON II
SOUND VOLTEX
Champion
この事実は将来も変わらないですし、自分で語り続けます。このチームの結成から頂点に立つまでを密に関われたことは何よりの幸運で、このような経験は今までにありませんでした。
その中で、最初のシーズンにはこんな奴もいたなという瞬間がもしあれば嬉しいです。
創れたでしょうか。
Tradzに所属して活動をしていく中で感じたことは、ファンの温かさ、応援の力強さ、勝負の世界の厳しさ、です。大きくまとめると3点でしょうか。
まずは、ファンの温かさ。Tradzの心の支えはこれなんだなと思いました。
なんの実績もない無名プレイヤーだという自負もあり、ある程度批判も覚悟で臨んだ部分もありました。それでも、自分が目にしたものはファンの歓迎しかなかったと記憶しています。本当に温かい声しかありませんでした。
この環境ならやっていける、頑張ろうと思わされました。すごく助けられました。ありがとうございます。
また、応援の力強さ。
活動期間中には多くの方々から、直接お褒めの言葉をいただきました。
ファンアート・応援ツイートもエゴサしてしこたま拝見しました。すごい量でした。
Finalで選手たちが掲げていた応援フラッグの文も全部読みました。
ファンミーティングの際はどれだけ来るのってくらい人が来ており、パワーをいただきました。
もし皆さんに今も推してるメンバーがいるならば大事にしてほしいです。
応援はエネルギーになります。少なくとも僕はそうでした。
『今しか推せる時は無い、推しは推せる時に推せ』
名言ですね。金言だと思います。この言葉大好きです。
そして、勝負の世界の厳しさです。
自分はただの一般プレイヤーでした。
これまで、音楽ゲームに限らず様々なプロシーンを拝見して来ましたが自分にはそれ程に突出したものは無く、そういったレベルのステージで活動をした経験はもちろんありませんでした。
傍から見ていたよりも、実際に最前線で戦っている選手達やそのサポートは生半可な気持ちで出来るものではないと。痛く痛く痛感しました。
自分に足りないものが多すぎたという反省があります。
それでもシーズンを通して最後まで、活動を続けさせてくれました。本当に感謝しています。
一般プレイヤーでした。
これ程長い間続き、自分がプロチームに応募したいと思い立たせてくれる程に熱を持って続いた趣味は他にはありませんでした。
何より自分が一番楽しむことを考えてきました。
最高の舞台に連れて行って一番楽しむことが出来ました。
たくさんの人と関われる最高の趣味が、いかんせんまだ大好きなので、どうせSOUND VOLTEXを続けていくでしょう。暖かく、元アドバイザーだった一般音ゲーマーを見守ってくれればいいなと思います。
また、これからアドバイザーを目指す人へ。
シーズン中は時間がありません。
本気で出来る限りのサポートをあなたは出来ますか?
選手は本気です。あなたも本気で。
これからもTAITO STATION Tradzの活躍を期待すると共に、音楽ゲームを、SOUND VOLTEXを楽しむ一プレイヤーとしてひっそり暮らしていこうと思います。
それでは。
2023.10.06 もってぃ
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