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とんでもオヤジになりたい【前編】

探究学舎を知る

2019年6月16日に探究学舎を知り、今日まで探究学舎に期待することや、子育て観が大きく変わりました。

探究学舎への期待の移ろいは、以下の通りです。
 はじめに、ガリ勉せずに高学歴になる方法を期待しました。
 次に、突飛な子を育成する方法を期待しました。
 その後、探究学舎の子育て観に興味を持ちました。
 今は、一緒に仕事をしたいと思うようになりました。

今でも高学歴になってほしいという気持ちはあり、偉人になってほしいという気持ちもあるのですが、それよりも、子どもが自由自在に生きるためには、どういう子育てをしたらいいんだろうかと考える気持ちが強くなりました。

まずは、前半の2つを聞いてください。
 ガリ勉せずに高学歴になる方法
 突飛な子を育成する方法
を期待していた当時のことを綴っていきます。

探究学舎との出会いは、2019年6月16日。
友達から「くにちゃんの好きそうな人がいるよ」と本を紹介されました。
早速、Amazonで
「とんでもオヤジの学び革命」
「探究学舎のすごい授業」
「勉強嫌いほどハマる勉強法」
「強烈なオヤジが高校も塾も通わせずに3人の息子を京都大学に放り込んだ話」
一式購入。

教育法が独特でハチャメチャなのに、兄弟全員を京都大学に合格させている実績。しかも長男は、情熱大陸に取り上げられるほど大物になっているではないか!!

子どもを高学歴にさせたい!! 願わくば偉人にも。。。と親のエゴむき出しの子育てをしていた私の欲求にドンピシャ。

特に気に入った本が「勉強嫌いほどハマる勉強法」。

当時は、宝槻泰伸代表(以下やっちゃん)の教育を受けたいというより、やっちゃんのオヤジさんの教育法に憧れていました。

「あー、とんでもオヤジに会いたい」

本を読むと、「やっちゃんが運営している通信教育サービスが紹介されているではないか。このサービスを受ければ、とんでもオヤジさんにお近づきになれるかも。。。」と期待しながら、

Tan-Q family の通信教育サービスに申し込むのでした。

やっちゃんがいない、、、!?

Tan-Q familyのサービスを受けながら、感じる違和感。やっちゃんが全然出てこない。ホームページを見ても、宝槻泰伸の文字がない!!
「通信教育部門は、オーナー的な立場?」
どういうことか分からないまま、Tan-Q familyの面談があった時に、とんでもオヤジの本を読んで申し込みましたと探りを入れると、、、

「すごい人だよね」

と身内とは思えない、何とも微妙な空気感。
聞いちゃいけなさそうな雰囲気を察し、それ以上聞きませんでした。
(後にやっちゃんはTan-Q familyを辞め、探究学舎を作ったということを知りました)

1日イベントに参加

友人から探究学舎が夏に名古屋でイベントをすると聞いていたので、そちらも申し込みました。2019年8月20日のことです。
はじめてやっちゃんに会えると楽しみにしていたところ、息子が発熱!! 私と息子はやむなく欠席。イベントは妻と娘が参加しました。

初の探究スペシャル参加

名古屋1日イベントの2日後に開催される戦国英雄編にも申し込んでおり、
「頼むから治ってくれー!!」
「39,600円がパーになる!!」
「万全の体制で受けるために会場近くのホテルまでとったんだけどー!!」
という私の祈りが通じ、息子が回復。

担当は木元先生(以下たかおさん)。
やっちゃんじゃないことに多少の不満を感じながらも参加しましたが、授業を受けて、クオリティーの高さに衝撃。

「何、この人のしゃべり。一体、どんだけ練習してるの」
「やかましい子どものいなし方がすごいな」
「しょーもない子どもの意見を上手いこと返すな~」
「子ども心、鷲掴みやな」
「戦国武将なんて1mmも興味なかったけど、こんなおもしろかったんや」

と感心するポイントが数多くありましたが、参加したアンケートには、

「授業に効果音をつけたらもっと良くなるんじゃないですか」

とえらそうなアンケートを提出していました。(すみません。。。)

戦国時代にもっとハマらせたい

こどもが主要な戦国武将にはまってくれたら、もっともっと深堀りさせたいと欲がでる私。マンガ本を与え、図鑑を与え、城を見に行き、歴史にドキリを見せ、詰め込め詰め込めの戦国漬け。
探究のホームページを見ると、
「戦国合戦編というのもあるのか。」
ということで、2019年10月26日、27日に三鷹で開催された戦国合戦編に申し込むのでした。
担当は、前回に引き続きたかおさん。やっちゃんに会えないのはしょうがない。目的はとんでもオヤジの教育を実践することだからと自分を納得させ、授業を受けていると、やっちゃん登場!!

ある生徒さんが、「やっちゃんの授業よりたかおさんの授業の方がおもしろい」と言ったところ、たかおさんがジャンプして喜んでいました。(今では「社長は黙っとれ」と言うほど強くなった、たかおさんからは想像できないですね)
戦国合戦編では、やっちゃんの奥様であり、探究学舎の役員であられる宝槻圭美さん(以下たまちゃん)がグループファシリテーターとして参加していました。

グループファシリテーターとは、子どもが授業を受けるためのサポート係の人で、各テーブルに1,2名配置されていました。

たまちゃんが参加していることは、周りの雰囲気からレアらしいことを察し、これは、何か聞いておかないと思い質問しようと試みました。やっちゃんの本でたかおさんに英語を教えてた人だよなと思い出し、

「英語ってどうやって勉強したらいいんですか?」

と今思えば、恥ずかしい質問をしてしまいました。たまちゃんは、私のしょうもない質問にも丁寧にお答えいただきました。

戦国合戦編は、探究学舎のサービスを初めて受ける生徒はおらず、慣れた生徒もちらほら。学校だとめちゃくちゃ注意されるだろうというような授業妨害をする生徒も。さすがのたかおさんでもさばききれない状況になってきたときに、たまちゃんが悪目立ちする生徒の横に。

お手並み拝見という気持ちで、たまちゃんを見ていたら、たまちゃんが横に行くだけで生徒が穏やかになるということが。声をかけるわけでもなく、プレッシャーをかけるわけでもなく、そのコミュニケーションスキルに不思議な感覚。すっかりファンになってfacebookでメッセージを送ってしまいました。

NVC:ノンバイオレンスコミュニケーション。結局学んでいません(笑)

2回の探究スペシャルを受け、授業のクオリティーの高さだけでなく、子どもとのコミュニケーション能力の高さにも惹かれていくのでした。

しかし、1度や2度探究学舎のサービスを受けたところで、そうそう、人間変われるものではありません。もっと難しい専門的な知識を子どもに入れるためにはどうすればいいのか考え、探究学舎の生徒さんが、あっといういうような作品を作れば、うちの子にもっとすごいものを作らせようと思い画策するようなアプローチをしていました。

素直で従順な息子は、親の期待に応えようとがんばってくれていましたが、当然、無理がくるわけです。。。次号に続く。

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