嘘の感想

今日、COOPのフードコートでご飯を食べていたところ、珍しいコインを見ました。その話をしていこうと思います。

COOPでは年配のの方が多く、アラサーの自分は場違いとさえ感じるほどです。
並んだ机の一角の着席しコーヒーとケーキを食べていました。
その時ガタッ！という音と共にジャラジャラと細かな音を耳にしました。
そう、おっちゃんは腰をぶつけて小銭をぶちけていたのです。
年取ってもこうはなりたくないものです。

さて、そのときころころと転がって来たのが件のコインだった。
そのコインは日本円の100円によく似ているが、よく見れば違うとわかる。
人の顔と円形に配列された文字が掘られているもので異国情緒を感じられる。
その円形の文章にはこう書いてありました。

「Why not Kentucky? 」

「今日、ケンタッキーにしない？」

そして肖像は、カーネル・サンダースの横顔だした。普段正面からしか見ないその顔は、店頭の置物を入念に見なければ見えない表情をしていました。
おじさんはコインを強引に掴むと、ムッとしてこっちを見て、「ついやっちゃうんだよ…」と言って去っていきました。