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【現役産婆うっしーの神官見習い日記.23】

2024年の1月も下旬に入りました。

本年は早々から胸が痛くなるような出来事があちこちで起こっておりますね。
災害や事故、火災等で被害に遭われた方々に、心からのお悔やみをお伝えすると共に、被災された方々が1日も早く、心穏やかに過ごせますよう祈念致します。


さて、私の方は新年早々にお誕生日を迎え50代に突入致しました。

自分が50歳になるなんて思いもしなかったけど、おかげさまで健康に50代を迎えられてありがたいなぁと思います。

そして、

昨年までは元日になると同時に行われていた中間宣教所の新年祭ですが、

私たちはまだ祭式が催行できませんので、

久しぶりに実家に戻り、ゆっくりと年越しすることができました。

「きっと実家で年越し出来るのはこれが最後になるんだろうな」とちょっと寂しさを感じつつも、

まぁ、来年はなんとか祭式が実現できたらいいなぁなんて思っています。

先日、本山で行われたのは「交通安全・学業・入試合格」に特化した年始大祭。

私たちもご奉仕にあがりました。

合格祈願&交通安全祈願に特化した大祭

昨年も感じましたが、

参拝者は、いつにも増して中高生の子ども達を連れたご家族連れ、野球部やスポーツのクラブチームの若者たちが多く、山の上ですが、とってもにぎやかになります。

今年は、交通安全・学業成就祈念だけでなく、年始に起きた震災や事故に対する祈りも捧げられ、

例年よりさらに「祈り」を意識する年の始まりとなりましたが、

コロナ禍で取りやめられていた「餅まき行事」も再開され、みなさん楽しみにされていました。

山の上の餅まき行事って、山の冷気で固くなったお餅がめっちゃ飛んでくるので、

頭や身体に直撃すると、結構痛いんですよ。

本宮の宮司さんも「お餅、すごく冷えてますので、当たると痛いですのでお気をつけください」とニッコリ笑顔で注意喚起されてから、

神官さん達からバンバンお餅が撒かれますww

ご神殿に向かっている参拝者へ向けて、固い紅白のお餅が降り転がってくるので

参拝者のみなさんは、降ってくるお餅をかき集めてあらかじめ配られたビニール袋に詰めていきます。

お餅がカラダに当たると餅粉でアウターも真っ白に。(叩けばすぐに粉は取れますが)

パーカーを着ている方によくあるのが、

下山する頃にフードを被ろうとしたら、フードの中からお餅が出てくるといったサプライズ。


餅まき行事はみんなが笑顔になれるし、結構楽しくて好きですね~。

神官さん方に「こっちに投げてくださーい」って声かけたら、ホントに聞いてくれてて、お餅がドサ~ッと飛んでくるので、

厳かな雰囲気から一転にぎやかになります。

ご奉仕の身である私も、信者さん方に混じってしっかりお餅をGETさせていただきました。

夫婦揃ってゴホウシ

元々、餅まきのお餅はニニギノミコトから頂いた稲穂からできたもの。

なので、年の初めに「神様から頂いた恵みに感謝しましょう」と言ってみんなでお餅を分け合いっこするんですね。

分け合いっこをすると言えば

大祭の日などは、神様にお供えしたお茶やご飯も祭祀が終わったあとでみんなですこしずつ分け合っていただきます。

これを「おさがり」と呼んだりしていますが、

神様のチカラをいただく、神様のご加護のおすそわけってことなんですね。

また、儀式が終わった後に神々と共に食事をいただく「直来(なおらい)」という行事もあります。

共に食事をすることで、神様と人間が一体となることを目的としているようです。

ということで、

新年から神様のご加護をいただき、フル充電で山を下りてまいりました。

本山から幸運を集める熊手と厄除の破魔矢、お守りも数種持ち帰りましたので、

破魔矢と熊手

ご希望の方は当宣教所でもお求めいただけます。(残数僅かです!)

どうぞ、お気軽にお声かけくださいね。


そして、2月11日には開運星祭の春季大祭が催行されます!

これまた春と秋の大きな2大大祭の1つですので、準備も大変。

短い時間ではありますが、私達もご奉仕に上がりたいと思います。

また、書きますね。


☆現役産婆&神官見習いうっしーはこんなお仕事しています。

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