義母と共に逝ったお花たちと霊障の話
【現役産婆うっしーの神官見習い日記.21】
前回の記事はコチラから
義母が亡くなってからほぼ毎日、義母宅と自宅を行き来しているのですが、
わたしはもともと、家事が上手でないにも関わらず、
2軒分の家事に加え
義母宅の仏様の水替え(ちなみにお仏壇は2台?ある)とお供えの花の管理は非常に大変な作業となります。
昨年の夏も義母の留守中に義母宅の管理を任され、身も心も壊れそうになりましたけど
また、今年も同じことをやっているなんて思いもしませんでした。
お葬式の後ってめっちゃ大変なんですね。
告別式に来られなかった方が仏様参りに来てくださる対応とか
四十九日法要をどうするか話し合って準備して
お香典のお返しを考えて発注したり、
それだけでなく、役所の手続きや保険、車、支払い関連どこまでどうなってるんだか
全く申し送りがないままに逝ってしまったこともあって
次から次にやることだらけ。
義母はギリギリまでご神事をしてたから
毎月お参りに来られている信者さんが「今月は○日にお願いします~」というお電話に、
「実は、他界しまして……」とお伝えすると、皆さん信じられないようで
狐につままれたという様子になります。
他界して1カ月が経ったところですが、まだあちこちから御祈願の依頼がきたり、お参りに来られています。
お花が好きだった義母は、庭に色とりどりのお花がいっぱい咲くのを楽しみにしていました。
ちょうど歩けなくなるちょっと前に、花壇のお手入れを専門業者さんに頼んでいて、
専門業者さんは、
「お花に影響しないよう、雑草だけを枯らすことができます。
そこらへんのホームセンターの除草剤とは全然配合が違うんで、そこは任せてください!」と豪語されたので、作業をお願いしたんです。
作業してもらって数日後、お花の周りに生えていたカヤだけがイイ感じに枯れてきました。
義母はパンパンに浮腫んだ足で、息子(主人)の手につかまりながら庭まで出て、
お庭の花々を眺めて「おー、キレイにカヤだけ枯れてきてるじゃない、お願いしてよかったわ~」と嬉しそうでした。
ところが、、、、
その1週間後、カヤだけでなくじわじわとお花たちまで枯れてきているではありませんか!!!
そして、とうとう、
カヤだけでなくレンガで区切った区画に咲いていたお花たちも全滅してしまいました。。。
その時には義母の意識も朦朧としており、
ある意味、義母の想いとは全くかけ離れた
残念な花壇を眼にすることなく旅立ちました。
全滅してしまった花壇をみて
主人と、「お義母さんが変わり果てた花壇を見なくてよかったかもね」と話しましたが……
実は、お庭の花たちは義母と一緒に、
義母が愛した花壇での生を終えたんではなかろうか、とも思うのです。
というのも、
義母が亡くなった日の夜、
これまで毎日お庭を照らしていたポーチライトのブレーカーが落ち
「漏電」のサインが出て、全く点かなくなってしまったのです。
まるで、本当に「灯が消えた」みたいに。
業者さんに確認してもらったら「漏電」ではないがショートしていて工事が必要とか。
その後、この1カ月の間にも
廊下や階段、玄関、居間の電球が次々と切れたり、いつの間にか割れていたり
最近LEDに交換したはずの照明までビカビカとおかしな点き方するし、
今度はココ!?
またかーーー!!!
って毎週主人と家中の電球の交換をして回っております。
これってちょっと、やばくない?(;^ω^)
そして、主人が仏前でひとこと。
「かぁちゃん、何がそんなに気に入らんの?お金かかってしょうがないから
電気壊すのやめてくれる?」って呟いてた。
霊的な障りってね、割と電気系統に支障をきたしやすいんです。
主人も何気にそういうことを知ってたから、余計ビックリしましたわ。
まぁ、そんなこんなで
義母がなんて言ってるか?なんてよくわかりませんが
「あちらへ行った後も、現世に後ろ髪ひかれて修行がままならない」ってことにならないように
できるだけ、
義母が安心してくれそうなおうちに整えてまいりましょうかね。
お庭の金木犀も季節を感じさせる香りを届けてくれるようになりました。
枯れ果てた花壇には、いつの間にか雑草?っぽいけど可愛らしいお花が咲き始めています。
植物の生命力ってほんとに強いですね。
わたしはお花を見ても
それが雑草なのか、そのまま咲かせてていいのかが謎。
お花の名前もわからないから
アプリでお花を写メして名前を検索するようなレベルですが、
せっかくお庭があるんだもの
義母が愉しんでいたように
また色とりどりのお花で
花壇をいっぱいにしてみようかなと思っています。
この機会にガーデニングを趣味にしてみるか。
また書きます~。
☆現役産婆&神官見習いうっしーはこんなお仕事しています。
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