【三橋貴明】労働分配率の低下

【近況】

資本主義とは「資本」を投じる(※投資)ことで
労働装備率を引き上げ、
生産性を高めることで経済成長していく
経済モデルです。
つまりは、資本集約型の経済モデルです。

労働装備率とは、
従業員一人当たりの設備投資額になる。
具体的には、
有形固定資産額を従業員数で除して
計算されます。

90年代初頭のバブル崩壊、
そして97年の橋本政権の緊縮財政により
デフレ経済に陥る以前、
日本は投資と労働装備率引き上げにより
経済成長を続けていました。
つまりは「資本集約型」の
経済モデルだったのです。

それが、デフレ化以降、
ものの見事に「労働集約型」に
なってしまった。
投資により生産性を高めるのではなく、
「人をかき集めて」
仕事をこなそうとし始めたのです。
結果、労働分配率は大幅に低下しました。

【日本の労働装備率(万円)の推移】

http://mtdata.jp/data_88.html#roudousoubi

とはいえ、
もはや「人を安くかき集める」
労働集約型のモデルが許された時期は
終了しました。

日本は再び資本集約型に
転換しなければならない。

詳しくは、メルマガの方で
解説致しております。
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◆メルマガ週刊三橋貴明Vol774
投資と労働装備率
http://www.mag2.com/m/P0007991.html
日本はバブル崩壊と緊縮財政による
デフレ化以降、
資本集約型から労働集約型に転換しました。
労働装備率を見ると、くっきりと分かるのです。

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[三橋TV第825回]三橋貴明・高家望愛
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財務省「全然税収が足りない...」
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