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恩師の教え

前回書きました、私の恩師の話をしようと思います。
おじぞうさんのような方、私は友人に話すときは
「風水のおばさん」と言ってました。
その恩師から、教えていただいた
一番印象に残っている話です。

ある日、最寄り駅から初めて恩師の自宅へ
行くことになりました。
折しも、都会ではめったに雪が降らないのに
積もる様な雪がふった日でした。

タクシーにのりこんでから、
道案内のため恩師に電話をし、
運転手さんに自宅までの道案内をしてもらいました。

雪の寒い中、先生は自宅先の外で待っていてくれました。
おそらく、すぐつく距離だったからです。

しかし、到着すると15分以上はかかっていました。
私も遠回りされた気がして、嫌な気分でいました。

わたしは、タクシーに料金を払い車から降りると、
先生は、タクシー運転手に向かってこう言いました。
「道の悪い中、ここまで連れてきてくれてありがとう。
すこし、待ってください。」と家の中へ入っていきました。

それから、高級そうな食材をもってきて
お礼のこれをどうぞとプレゼントしたのです。

私は、タクシーが通り過ぎてから、納得がいかず
遠回りをされたのでいい人じゃないのに
なんでそんなことをしたのか尋ねました。

「あのね、今度からこんなことはしないようにしよう。」と
思ってくれればいいんじゃない。と返答がかえってきました。

まだ、30歳で若かった私にはあまり深いところまで
理解することはできませんでした。

この間、小林正観さんの話をネットで聞いていたら、
同じような話をされていました。
それは、良寛さんという有名なお坊さんの話でした。

いまここにフォーカズすれば、感謝のこころからの行動ができ
ムチではなく、愛でひとに気付きをあたえることができるんですね。

風の時代は、むかしの恨みとか、この間こうだったとか、
関係なくて、というか、

過去の話はどうでもよくて、いまだけにこころをおくと
軽やかに生きれるのかもしれません。

わたしは、できる時とできない時があります。
まあ、それもジャッジせずに
人間だからいいか!と思うようにしてます。

ここまで、お読みいただきありがとうございました。

皆で語り合うといろいろでてきようですね!
今日も軽やかな一日になりますよう~に!

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