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#29 明日死ぬけど、後悔はない..?

この会話はこちらで聴けます。
#29 明日死ぬけど、後悔はない?
https://open.spotify.com/episode/3jV193amp8aRSNycqo20QO?si=fGOew29oTkaW7hxUDHXdug

#29が初めての「読む38℃ラジオ」です。
反響によっては、これ以前の回も文字起こししたいと思います。

■「これは見とけ」の映画

やこ「ずっと好きなのは『マイ・インターン』で、最近好きになったのは『そしてバトンは渡された』です」

さや「瀬尾まいこさんの原作の!」

やこ「原作は誰かちょっと知らないんですけど...あの、石原さとみとか田中圭だ!主人公は永野芽郁。」

さや「いいねいいね!」

やこ「さやさんは?」

さや「私は『魔法にかけられて』」

やこ「観たことないな・・・」

さや「見て!」

やこ「何がいいの?」

さや「もうなんかね、ファンタジー?ファンタジーだよね、ファンタジーなんだけど色んなところオマージュでね、ちょっとずつディスってる感じが面白い。おとぎの国をディスるところが面白い。」

やこ「なんかさやさん、好きそうですね」

さや「大好き!」

マイ・インターン

そしてバトンは渡された

魔法にかけられて


■ 38℃ラジオとは?

この番組は、30代のたかたさやとやこが、ぬるめのお風呂のようにゆったりとまったりと、時には体温が上がるくらい熱く語るトークプログラムです。

■ お便り紹介

やこ「はい、始まりました!#29?」

さや「正解!」

やこ「イエーイ!」

さや「今日はお便りをいただいております。
   まーやんさんという方から、『久々に聞きました。』久々だって。
  『授乳しながら聞くのにとてもいい(笑)やこちゃんのイチャコラ話に、毛穴から女性ホルモン出ました。母乳も出ました。反省会、気になる』
  これは裏38℃のことですね。『私の上半期は弟子入り・出産です。』って。」

やこ「弟子入りが入るのがなかなかないけど…」

さや「弟子入りって、私たちは何の弟子入りか知ってるけどこれ。
  弟子入りってね、すごいよね」

やこ「すごい」

さや「しかも授乳しながらちょうどいいって、とっても嬉しいですね」

やこ「世の女性の皆様は授乳しながら38℃、ぜひとも聞いていただければと思います」

さや「母乳がよく出るラジオです」

やこ「よくわかんないけど、そうなんだ」

さや「今回の冒頭のテーマもまあやんさんから「これ見とけっていうドラマや映画知りたい」っていただいてるので、トークテーマにまではしてないんですけど、ちょっとだけご紹介しました。ありがとうございます!」

やこ「ありがとうございます」

■ 明日死ぬことになったら、どうする?

さや「で、今日は?」

やこ「今日はですね、私がつい最近、彼氏と電話で喋った時のテーマを1つ持ってきてまして」

さや「イチャコラ話?」

やこ「イチャコラではないんだよね。なんでそんな話したのかな?
  後悔ない生き方をしたいって話をしたんですよ。そもそも。
  で、私は例えば明日死ぬってなったら後悔しかないっていう話を彼氏にしてて…」

さや「え〜!」

やこ「彼は「死について考えたことある?」って聞いた時に「あるよ」とは言ってて…お互い「どんな時に死について考えたことある?」ってことを話した時に、やっぱり交通事故とか、いきなり引かれたらどうしよう。とか思うみたいで。
  結局、私は明日トラックに轢かれたり、明日もし突き落とされたり、そんなことされないんですけど、されたとしたら後悔しかないんですよ。今死ねないんですよ。私は。」

さや「そうなんだ。なんか、それですごい面白いこと思い出したんだけどさ!私、大学生の時に友達の彼氏に会わせてもらうってなって、友達が私のことを事前にどういうふうに説明してたかっていうのを聞いたら…聞いたっていうか、向こうが勝手に教えてくれたんだけど。「明日地球が滅亡するから死ぬよ」って言われたとしても、「ああそっか、じゃあ今日どうする?って言うやつだ」っていう紹介の仕方をされて。」

やこ「そんな紹介の仕方って...」

さや「全然その世界観がよくわかんないけど、でも私はそういうやつだ!っていう自己認識もそうだし、言われたらそうだね、確かにねみたいな。」

やこ「じゃあ、さやさん、例えばさ。「たかたさやさん、明日すみません、申し訳ないですけど死にます。」って言われたら?「あ、了解です?」」

さや「それがもう決まってるのであれば、「じゃあ、今日何する?」だよね。」

やこ「じゃあさ、例えばそうなったとしたら、何するの?今のたかたさやさんは何するの?」

さや「今一番やりたいことすると思うんだけど、例えばう〜ん、なんだろうね。明日、普通に会社と保育園と行く予定だったけど、それはなくして遊びに行くだろうね。」

やこ「遊びに行くんだね。どこ行くの?」

さや「最近ちょっと息子がレゴランドに行きたがってるから、レゴランドのプール行こうかな。って感じかな」

やこ「いいね、最後に息子の笑顔を見る、と」

さや「そうそう。なんかそれが今一番やりたいかな?とは思うね」

やこ「いや、いいですね。そっか。」

■ やこは教会へ行く!?

さや「やこちゃんは「明日であなたは終わりです」って言われたら?」

やこ「どうしよう?急いで教会行くかな?」

さや「教会ってどうするの!?」

やこ「教会、私一人で行くわけじゃなくて、カレピッピとバージンロードを歩きたいんです」

さや「あー!なるほど!」

やこ「私は歩きたいの。洋服とかどうでもいいんですけど、でもまあその辺のやつレンタルして、なんとか今日結婚式やってくれるところにお願いしに行きたい!
私、それがなかったら死ねない!後悔しかない!」

さや「でもさ、彼はこれからも人生が続くわけで、それでも結婚するんだ。」

やこ「いや〜、どうしようかね。私は結婚したいけど…そうだよね…」

さや「彼のこと考えたらさ、本当にそれでいいのかなって気になるじゃん。」

やこ「私は、その時だけを行いたいっていうか…まあもちろん、籍を入れたいですけど、多くは望まないので儀式的にやって、1日だけでも花嫁さんを味わって安らかな眠りにつく、と」

さや「そっか、それが、今死んでしまうと悔やむことなんだね」

やこ「いや〜悔やむ。だって1日で子供なんて産めないでしょ」

さや「そうだね」

やこ「産めないから、もし明日死にますって言われたらそれ(結婚)やりたいなあ。」

さや「面白いなあ、それ。昔、ちょっと流行った『100日後に死ぬワニ』ってあったけどさ」

やこ「なんか言ってたね。『100日後に死ぬワニ』って」

さや「2019年の末から20年にかけてかな?100日間やってたやつ。ツイッターでやってたやつなんだけど、100日後死ぬよって言われたら、どうする?」

やこ「いや100日後ってさ33?3ヶ月とちょっとってこと?」

さや「そうそうそう」

やこ「ですよねえ?それ難しいよね3ヶ月って。逆に難しい。」

さや「難しい?」

やこ「うん、そうだなあ。旅行かなあ。まあでも、働かないでしょうね。すぐさま辞めるでしょうね。」

さや「そうだよね」

やこ「うん。で、お金があるんだったら…ね、世界、なんか100万円で船で旅できるやつあるじゃないですか。」

さや「できるできる!ピースボートとかね?」

やこ「はい。あれに参加しようかな?」

さや「あー…期間的にもちょうどいいかもしれない。」

やこ「ちょうどいいでしょ。」

さや「あー、そうかもそうかも。」

やこ「いろんな世界見て…でも一人じゃやだなあ。」

さや「そうだよね。それにさ、あれじゃない?船の旅ってそんな悠長なことをして…まあまあ時間は100日あったらいいのか」

やこ「100日あれば…なんかあれ多分ちょうど100日だと思うんですけど。一人はイヤだからやっぱカレピッピに来てもらって…3ヶ月間長期休暇取ってもらって…もしくは家族かな、家族。お母さんとお父さんどうせもうね、隠居生活にどうせ入るだろうし…来てもらって、ゆっくりいろんな景色見て、最後とげたいかなあ。」

さや「でもさ、船の旅を選んでしまったらさ、ほぼ見てる景色3ヶ月中の2ヶ月海だと思うよ。」

やこ「そっか〜海かあ。やだなあ。」

さや「飛行機で頑張って世界一周チケット買ってやったら…」

やこ「やったほうがいいかな。」

さや「もしかしたら、いろんな景色が見れるかもしれない。お金もかかるよね。」

やこ「お金かかるんだよなあ〜」

さや「でもさ、死ぬ間際でもやっぱりそういうこと気にしてるんだね」

やこ「確かに…てか別に100日後に死ぬんだったら別にねお金ゼロになってもいいですよね。100日目になりました!さよなら!って言われるんだったら」

さや「うん、いいと思うなあ」


■ 週3勤務で今よりちょっとだけ楽しい生活が幸せ?

やこ「確かにな。え、さやさんどうします?」

さや「私は結構ね、今の生活をそんなに変えずに続ける気がする」

やこ「なんかレゴランド行くっていう感じからそんな感じはしました。」

さや「別になんだろう…仕事もやるし、まあ有給の消化率は上がると思うんだけど…週休多分4日ぐらいになって、週3勤務ぐらいになって、家族と遊んだり仕事したり、なんか本当に今の延長をするんじゃないかな?っていう気がする。でも、それをしながらすごい自分の身の回りをしまっていくと思う」

やこ「忘れてたよ!遺言書とか書かなきゃね」

さや「そうだね」

やこ「やだやだ!そんな現実的なことをやりたくない!」

■ 死ぬまでに…の映画とドラマ

さや「私はこのテーマを話そうって決めた時に、忘れられない映画があって、また映画の話なんだけど『死ぬまでにしたい10のこと』っていう」

やこ「見たことないけど、題名は知ってる」

さや「これはね、夫婦と幼い2人の娘と暮らしてて、時間に追われる忙しい毎日を送っていた。だがある日、彼女は突然腹痛に襲われて病院に運ばれる。そして検査の結果、医師から余命2ヶ月の宣告を受ける。若さのせいで癌の進行が早くすでに全身に転移してしまっていた。アンはこのことを誰にも打ち明けないと決意し、ノートに死ぬまでにしたいことを書き出していった。それはちょうど10項目になった。そしてその日から、彼女はその秘密のリストを一つずつ実行していくのだった。」

やこ「へ〜」

さや「…っていう映画で、これネタバレにもなっちゃうんだけど、すごいなと思ったのが、自分もその旦那さんのことしか知らないの、男の人。だから恋がしたいって言って恋もするし、旦那さんのために…旦那さんのためじゃないな、家族のために子供たちも含め次の奥さんを見つけてあげるって見届けるところまでするの!なんかそれがね、すっごい女性でもあるし母でもあるしこういう感じになるんだなっていうのをいつだろう…これ、高校生ぐらいに見たんじゃないかな。2003年、高校生の時に見てなんかわーって思った!」

やこ「それ聞いてて今思い出した!その映画を見てやったっていうか同じことをやったドラマがあって、石原さとみが主演してたんですけど『ディア・シスター』っていうドラマがあって、そこで石原さとみのその役が「死ぬまでにしたいこと10」ってやってたんですよね」

さや「そうなの?」

やこ「彼女は死ななかったですけど、でも彼女も病気だったんで、病気でかつ妊婦さんだったのかな?だから死ぬかもしれない…出産上手くいかなかったら、っていうのも自分で分かってたから、死ぬまでにやりたいことリスト10を書いててそれを全部こなしてましたよ。それもさっきさやさんが言ったみたいに彼女はお姉さんが好きだったんですけど…好きっていうか普通に家族の愛として好きだったんですけど、お姉さんに幸せになってもらうためにいろんなことしまくってて、それこそ彼氏を見つけてあげるとか…今の彼氏はお姉さんにとって悪いと思ったから別れさせたりとか」

さや「そこまでするんだ!」

やこ「お姉さん公務員だったんですけど、お姉さん本当はウェディングのデザインやりたい感じで、全然好きな仕事してなかったんですけど、それも公務員安定なのに辞めさせて辞めさせるために脅迫文書送ったりとか」

さや「へー」

やこ「同じことやってるわ」

さや「それがなんていう映画って?」

やこ「映画じゃない。ドラマ」

さや「ドラマか〜。へー。そっかそんな脅迫文書送ったりはしてなかったと思うけどね、この映画。いや、でもなんかすごいね、これはね。」

やこ「書いてみるのいいかもしれないですよ。別に今死ぬ予定ないけど」

死ぬまでにしたい10のこと

ディア・シスター


■ 死ぬまでにやりたいことリスト


さや「やりたいことリストって日頃作ってる?」

やこ「それは言っちゃいますか。いや特に作ってる…やりたいことリストでも、やりたいことリストと死ぬまでにやりたいことリストってなんか違くないですか」

さや「そうなんだよね!私も思ったんだけどやりたいことリストは多分私300ぐらいあるんだけど…」

やこ「でしょ!」

さや「死ぬまでに3ヶ月後死ぬ、100日後死ぬとした時にやりたいことって別に出てくる気がする」

やこ「そう。なんかもっと違う感じだと思うんですよね」

さや「面白いね!」

やこ「そう、だからそういうのも考えた上で生活してみると、私みたいに明日死んだらちょっと後悔しかない…後悔しかないっていうのも、なくなるかもしれないですね」

さや「確かにそうだね。あれだな、家のお金のこととか全部夫のために分かりやすくしてあげるっていう…仕事がある」

やこ「いや、でもそんなこと言ったら私の家のマンションも親知らないから…」

さや「本当だ!ややこしい!」

やこ「遺言書作らなきゃいけないっていうのも死ぬまでにやりたいことリスト一つですよ。」

さや「本当だよね。でもそれってやりたいことリストなのかやらなきゃいけないことリストなのか?だよね、私たち」

やこ「そうですね。」

さや「エンディングノートとかってそういうことなんだろうね」

やこ「あー出た!エンディングノート!」

さや「今、書いてるんだけどさ」

やこ「書いてるんですか!?」

さや「今、書いてんの。なんかいろいろと情報共有のために」

やこ「何書くんですか?エンディングノートって。ノートだからいっぱい紙があるんですか?」

さや「そうそうそう!なんかね、お金の管理のこととかもそうだし、一番困ったのは私がもし死んだ時に、サブスク全部解約されずに続いてるの嫌だなと思って…それをどうするかで…だってそうじゃない?」

やこ「そうだね。無駄なお金だね。でもさ、そしたらささやさんの口座が凍結するんじゃない?あ、家族共有の口座か!?」

さや「私の口座だからいいんだけど、でもそこタイムラグあるじゃん。口座を閉じるのか、あとカードを使えなくするのか、その手配が遅れれば遅れるほど…まあそうだね。だから、2ヶ月は引かれてしまうんだろうね。」

やこ「いいね!私もエンディングノート書こっかな」

さや「なんかね、ダイソーのが結構かわいいのがあって」

やこ「ダイソーにエンディングノート売ってるんですか?」

さや「そう『もしもノート』っていうのが売ってるからちょっとおすすめです」

■エンディング


やこ「いやぁ、今日はなんか面白かったですね」

さや「面白かったね。じゃあリスナーさんに聞きたいことってある?」

やこ「明日死ぬならあなたは何しますか?」

さや「明日の方でいいのね?」

やこ「100日後よりなんか明日の方が…」

さや「そうだね、明日の方が面白いね。シンプルだね。じゃあ明日死ぬことになったらあなたは何をしますか?教えてください」

やこ「教えてください」

さや「38度ラジオは毎週水曜日お昼12時にSpotify、Podcast、Stand FMで配信しています。
番組のご感想、質問や話して欲しいトークテーマは番組紹介欄にあるGoogleフォームへお願いします。
いただいたお便りは今のところ100%読むことができますので、是非是非お待ちしております。
あとSpotifyからの番組評価もお待ちしていますぜひ欲しい5つでお願いしますそれでは来週も会いましょう!」

やこ「…来週に行く前に一つ忘れております。
今日の体温かお風呂かのジャッジメントが終わっておりません」

さや「ごめんなさい!今日はお風呂の38度でしょうか?体温の38度でしょうか?」

やこ「今日は体温だね!」

さや「今日は体温か…いいと思います。」

やこ「ありがとうございます」

さや「ありがとうございます。それでは来週も会いましょう!」

やこ「Have a good day!」


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