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ハンターマップをGPSアプリで運用する

エアライフル猟と言えば流し猟が中心で、初心者の頃はワクワクしながらどでかい紙の地図を読んでいました。
しかし効率的に猟をしたり、猟場を開拓しようと思うと、いちいち紙のマップを開くのは大変です。

そんな時に山遊びなどで使うGPSアプリにハンターマップを落とし込んでしまえば、いつでも簡単に猟場と現在位置を確認できるという寸法です。
かくいう私は、8年ほど前に狩猟を始めたのですが、たぶん2年目にはGPSアプリの運用をしていました。

そんなわけでどうしたらアプリでハンターマップを使えるか、という作業を大まかに書いてみます。

PC(パーソナルコンピューター)での作業

1)各都道府県のハンターマップ(pdf)を県のHPからDLする。
2)pdfをオンラインツールなどでBMPファイルに変換する
※この際、大きな県でデータサイズが重すぎる場合は、サイズを落としたり、分割する。(ジオグラフィカは1データ2MBくらいを目安にしましょう)
3)カシミール3Dというソフトを使って、kmzファイルを作成する。
※kmzファイルは画像に座標データを合わせたファイルです
4)作成したファイルをスマホでも見ることのできるクラウドにアップロードする

スマホ(スマートテレフォン)での作業

1)GPSアプリを入れる。(スーパー地形orジオグラフィカがおすすめ)
2)クラウドアプリで作成したkmzファイルをタップし『別のアプリで開く』といった操作で、読み込ませたいGPSアプリを選択する。
3)アプリにカスタムマップ登録できれば完了

とまあこんな感じです。
GPSアプリは現在はジオグラフィカが有名ですが、スーパー地形も馬鹿にできません。
UIはジオグラフィカがよくできてますし、機能もどんどん増えて便利に進化しています。しかしながらエアライフルの流し猟で使うような広範囲でのカスタムマップには対応しておらず、広い範囲の(データが重い)マップを使ったり複数枚を一度に展開するとフリーズしたり落ちることがあります。

一方スーパー地形は質実剛健で、重いカスタムマップをいくら展開しても落ちたことはありません。
エアライフル猟であればスーパー地形をお勧めします。

ジオグラフィカは、私は四つ足猟で狭い範囲を探索する際に使用しています。
うまく使い分けると良いでしょう。

さて概要を説明したところで、私の忘備録も兼ねたkmzファイル作りのコツをお教えします。

カシミール3Dでカスタムマップに打ち込む座標は最大3点取ることができますが、それぞれの緯度と経度が異なる3点を指定してください。
あまり遠くに配置しようなどと考えなくても大丈夫です。

例えばこんな感じです。実際は拡大してピンポイントで座標を取りますが、その場所を決める際に、縮小し、緯度経度がそれぞれ被らないエリアを決めておくと良いです。

って、そもそも触ったことある人じゃないと通じない話ですよねこれw

もっと良い方法あるよ!という方は教えてください。
あとmacでカシミール動かすのはめんどくさいので、もう誰か作ってくださいw

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