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20180325 古い手書きの地図と別荘

朝イチで、古い資料にあたる。私のではないけれど、本当に、〇〇家とか、その家が辿ってきた流れを見るのは興味深いし、勉強になる。50年ほど前に描かれた地図を見た。そこにはその50年前くらいの情報が描かれている。手書きに愛情と郷愁がこもっている。

人の記憶って、こうして残しておかないと、どんどんなくなっていくんだろうと思う。

その後、午前中、会議にでる。

私は、ITベンチャーのeラーニングの会社で、書き仕事や企画の仕事を頂いている。日本では、まだまだ未知の分野ですが、あと数年でキャズム超えすると思います。

いつでも、どこでも、学べる。自分が学びたいと思ったら、ネット上で学べ、きちんと自分のスキルにしていける、そんな時代がもう目前。30年前のワープロがちょろちょろ出始め、あっという間にパソコンに変わっていった。スマホだって、10年前はみんながこんなに使うものになるとは思わなかった。

「学ぶ」というと、今更と思う大人も多いのかもしれないけど、「知る」そして「身につける」そして「使う」ってとても楽しい体験だと個人的には思っている。

私は、その「知って、身につけて、使う」ってことは、現場力だと思う。先日、その現場力について書かれたエッセイを読んで感動しました。実はもう何度も読んでいるのだけど、すべてがわかったわけでも無いのだけど。

その「現場力」というようなものを、私は、ひらたく言い過ぎているし、違う方向かもしれないけど、人が生きて働くためには、いろいろな方向から考えて意識化して動いていると楽しいではないか。

私の方法 言葉による概念の受肉化に関するエッセイ 池田光穂 20180325

Oさんと会社近くのこだわりの店でランチをして、あれやこれやと話す。職人的なコーヒーの店で出すサンドイッチは芸術品に近い。食べログでも高評価だった。緊張感が若干あるところに、時代の変遷を感じる。もうお客様は神様じゃない。

新宿ゴールデン街の「観光客お断り」特に断りもなしにバシャバシャ写真を撮る外国人観光客に対して冷たい、あの雰囲気を感じる。おとなしく、ランチをして帰る。

午後から店で勉強会というか、親睦会。三ヶ月か半年に一回ほど、沖縄研究者の先生方と親睦会のような会が行われる。

ここで話される会話は、沖縄研究を次につなげていくためにも必要だと思う。本に書かれたことは、いくらでも巻き返しがきく。でも、人と人のつながりからしか得られない情報のほうが、本当に「情に報いる」情報だと思う。

私は、沖縄研究はこうした地道に研究をしてくださる先生方がいるから細々とでもつながっていくように思う。ありがちな大学のパワーゲームから程遠く、楽しい。会の中心人物のF先生の人間力には頭が下がる。

私は、世の中の人が思う、ルートにのった研究者ではないし、ましてや職業でもないので、先生方の日々の職業的研究に関して感動する。いろんなお作法があって、日本式にのってとっているのが、高度な研究で、わたしは、そのなかで、多分、しょーもないことを言って辟易させていると思います。でも、優しく解説してくださるので、毎度有難いです。

ですが、インフォーマント自らがいわゆるリサーチャーになってはいけないということはないはず。私は、そのあわいで、学ぶ。

また、そこで、古地図を見る。今日、二度目の古地図。首里周辺の手書き。

今回も持ち寄りで、飲み食いしながらでした。相変わらず、楽しかった。今度はみんなでKさんの別荘に行こうという話になった。家族ぐるみのおつきあいになっていく、笑。

夜には、情報過多になって、電源が切れました。

本当に、毎日があっという間。


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