7月の件についての続き

概要

【7月の件について】

K氏からの依頼を受けた弁護士から、私宛に「受任通知兼警告文」としてツイートの削除と謝罪の要請がX(旧Twitter)のDMで届きました。
公益性を考慮し、この件についての概要を公開します。

【弁護士からの通知についての確認結果】

  • この通知は法的効力を持たず、単なる「お願い」の代弁である。

  • 弁護士からK氏には法的効力がないことを説明済*

  • K氏の主張に関する事実検証は行なっていない**

  • K氏が不正確な情報を提供した場合、弁護士はそれを信じてそのまま伝える

※弁護士から私宛に送付されたDMは、時系列や用語などに混乱が見られほとんど読み取り困難な文面であったため、個別の問題点の指摘を行うことは難しく、Pさん作成の詳細説明資料を送付しました。しかし、齟齬の指摘はこちらが行うようにと言われています。

※弁護士からK氏にこの通知が法的効力を持たないことが説明されているのかどうかは問い合わせていますが現時点では回答がありません。回答があり次第追記します。

→9/19修正2点:当該弁護士から回答が届きました。
*追記:弁護士からK氏には法的効力がないことを説明済
**(修正前)K氏の主張に関する詳細な事実検証は、本件の業務範囲外となる。→(修正後)K氏の主張に関する事実検証は行っていない
※弁護士からの回答は「明確に業務範囲外とは(私に)伝えていない」「受任前に確認することはできなかった」というものでした。

【同様のケースに遭遇した皆様へ】

K氏が「弁護士に任せる」と発言したことで、多くの人が法的効力のある通知と誤解しているかもしれません。
しかし、私の場合は法的効力のない単なる「お願い」でした。
同様のケースに遭遇した方は、必ず内容を確認することをおすすめします。


DMでのやり取りを公開した理由

今回、弁護士の名前で「受任通知兼警告文」という文面で上記の内容が届きました。
このような形式のものを弁護士という肩書きの方から受け取ったというだけでパニックになったり、慌てて通知の通りに行動してしまう方もいらっしゃる可能性があると思います。

しかし、法的効力のある書面と捉えることができない複数の点があったためよくよく当該の弁護士に確認すると「警告」とは名ばかりで、単なるお願いを代弁しているだけであり、従わなくても何もないとのことでした(なお、このやり取りだけで数日取られました)。
また、事実の検証を行わず、依頼人の言いたいことの通りに代弁しているということのようです。

「まさか弁護士がそんなことを?」と思い、過去の事例を調べたところ、見つかった事例は今回の弁護士が行ったもののみであり、批判の対象になっていることも確認できました。

このような通知は根拠のないものでありながら、「警告」という強い単語を掲げ、かつ弁護士という社会的地位やイメージを利用し誤認を誘発することで、不用意に他者の発言を抑制するものになり得ます。

正当な発言をおこなっておられる方々の不必要な対応や、発言の萎縮を防ぐため、公益性に鑑み公開することといたしました。

なお当該弁護士の個人情報に関わる点はマスキングし、重要なポイントのみがわかるよう、DMのやり取りについての概要を記載するのみとしました。

通知の内容について

通知内容に時系列や用語の混乱が見られ、事実関係との食い違いが見られたため、「(弁護士の)認識に齟齬がある」として、すぐにPさん作成の詳細資料をお送りしたところ、「誰が作成したものか」という質問や、「資料を拝見します」という返信がありました。このことから当該の弁護士はPさん作成の資料を未読であったという推測が成り立ちます。
 >> Pさん作成の資料 https://poipiku.com/8491753/9104880.html

なお、当該弁護士からは、詳細資料を送付したのちに「齟齬の指摘をしろ」という返信がありました。
解消したかった齟齬とは、私の主張とKさんの主張の間の齟齬ではなく、事実とKさんの主張の間の齟齬です
(時系列や用語の混乱、Kさんの行動と他の事象との関係など)
事実の検証においてPさん作成の資料はこの上なく有益であり、Kさんの主張と事実の齟齬の確認はこれによって十分に叶うはずです(むしろ先方の指示通りに私が齟齬を指摘することは、私の意見が入るために客観性にかける可能性があり、望ましくないことなのではないかとさえ私は考えています)。

私から当該弁護士には下記の質問もしています。

では一方的に「お願い」をし、間違いがあるかどうかを相手方に検証させた、間違いがあったとしても何の謝罪も撤回もしないということですか?

(誤字ママ:「検証させた」→「検証させて」)

現時点では、事実確認を送ってきてもよいがその結果間違いがあっても特に何もしない、と読めます。

齟齬があった場合には、「弁護士から私に、事実認識の齟齬について謝罪する」という内容の返事がありました。

弁護士は単に依頼人に虚偽の説明をされただけとすると、原因は依頼と説明をした方にあり、当該弁護士からの謝罪の必要はありませんと回答しました。

解釈は差し控えます

K氏及びCS氏のX(Twitter)での発言も合わせて考えると、両名が協力し弁護士に対しても虚偽の説明を行い、弁護士の社会的地位を利用することで他人の行動に制限をかけようとしたと感じる方もいらっしゃるかもしれません

また、受け取る方によってはこのような文面を弁護士を通じて送付することを脅迫のように感じられる方もいるかもしれません(もしもそのようなことになっていたら大変よろしくないことですので、送られたのが私でよかったと思っています)。

が、当方では一切の解釈を行わず、同様の状況に直面しておられる他の方に参考にしていただくことを目的として、事実の公開のみを行います。

感想

私の目的や興味は、問題の根本的な解決を図ることにしかありません。
ただ、人間というものの多様性を感じることができました。

励ましの言葉は不要ですが、同様の問題に直面している方の相談には応じることができます。
健康な精神をもって、事実に基づき、さまざまな立場や背景を持つ人々が、互いを尊重し、健全な活動を行えることを願っています。


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