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競馬数字の導入編

予想屋ミンミンです。
今回は、オークス予想の記事に挙げた
新人予想屋さんたちへ競馬の数字を解説していこうと思います。

そもそも競馬で使われる数字どんなものがあるでしょうか

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1⃣ 【6-4-8-6】


  この数字は入着の数を表しています。
 上の数字を例に挙げると

  1着 6回 2着 4回 3着 8回 4着以下 6回
  を表しています。


  よく見かける例としては
  ・各枠番  例 一枠【2-4-8-17】
  ・血統別  例 ディープインパクト駒産 【18-13-9-20】
  ・前走着別 例 皐月賞6着【1-1-2-21】


  この数字を見て、各着固定の候補を選定したり、
  穴馬候補選別をするわけです。



2⃣ 1馬身 1/2馬身 2馬身  アタマ差 クビ差  大差


  この数字は、競馬知らない人でもわかる人が多いかもしれませんね。
  端的に換言すれば各着の距離差を表しています。
  
  例えば1馬身差はタイム差で約0.2秒を表しています。
  1馬身=0.1〜0.2秒=2.4m
  なら均一で2馬身差は、0.4秒なのと言われたらそうではなく

・	同着=タイム差は0(写真によっても差が確認できないもの)
・	ハナ差(鼻差) → タイム差は0
・	アタマ差(頭差) → タイム差は0
・	クビ差(首差、頸差) → タイム差は0~1/10秒
・	1/2馬身(半馬身) → タイム差は1/10秒
・	3/4馬身 → タイム差は1/10~2/10秒
・	1馬身 → タイム差は2/10秒(スリットの数は33)
・	1 1/4馬身(1馬身と1/4) 
・	1 1/2馬身(1馬身と1/2) 
・	1 3/4馬身(1馬身と3/4) 
・	2 1/2馬身 → タイム差は4/10秒
・	3馬身 → タイム差は5/10秒
・	3 1/2馬身 → タイム差は6/10秒
・	4馬身     → タイム差は7/10秒
・	5馬身  → タイム差は8/10~9/10秒
・	6馬身  → タイム差は1秒
・	7馬身  → タイム差は11/10~12/10秒
・	8馬身  → タイム差は13/10秒
・	9馬身  → タイム差は14/10~15/10秒
・ 10馬身 → タイム差は16/10秒
・	大差   → タイム差は17/10秒以上

 引用元 競馬を学ぶサイト様 https://www.l2-i.com/keiba/02-itibasin.html

4馬身までは細かいカテゴリが存在しているわけですね。
例えば1⃣で紹介したデータのみで予想するとして

例) 皐月賞 4着 【0-0-1-15】というデータがあるとして
  今回判断する4着馬は3着とハナ差としましょう。
 
組み合わせてみると確かに4着のデータは悪いけどハナ差ならこのデータと結びつけるのは早計じゃないか?
と疑問を浮かべることができます。
勿論ハナ差とはいえ順位は順位、ぬぐい切れない前走データの数字がそこには存在します。ただここでこの疑問を持つことによって他のデータも追加で
考察することで予想の幅は大きく広がることにもなります。



3⃣ 10-11-11-3


  この数字だけで見ると1⃣の入着率の数字と変わらないですが
大きな違いは、0は絶対入らないということです。
結論から言うとこの数字は、コーナー通過順位というものです。

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こちらの画像は、そのコーナー通過順位を指示したものです。
これから導き出せるもの…それは
馬がそのレースでどんな走り方をしたかということです。


例えば2-1の場合
最初の直線➡コーナー①➡最終コーナー➡最終直線
といった具合で走っているのですが
2はコーナー① 1は最終コーナー各通過時の順位を指示しています。
この場合この馬は、先行位置でずっとレースをしていたことがわかります。

次に13ー10ー10ー6
最初の直線➡コーナー①➡コーナー②➡コーナー③
               ➡最終コーナー➡最終直線

だとわかります。
この数字を見ると最初のコーナーで13位と中団後方で機会をうかがう形
コーナー③までは同位置で機会を伺い最終コーナーから一気に順位を伸ばして差しに言ってることがわかります。

各脚質をコーナー通過順位の数字で把握することができるわけですね。

1-1-1-1なんて数字があれば
それはもう完全に逃げor逃げに近いほぼ近い先行という予測もできるわけです。
過去の出走履歴をみて、この馬は差し傾向の通過順位が多いななどが
分かれば、出走レースでどの脚質が好走してるかなどを見て予想に取り入れることもできるわけです。
(※数字だけだとどうしてもおおよその予測しかできませんが
もっと詳しく知りたい場合は、動画を見て馬の走りをみると
より分かりやすいです。)


4⃣ 12.1 - 11.7 - 12.5 - 11.9 - 12.1 - 11.4 - 11.9 - 12.1 - 12.3 - 12.6


さてまず皆さま『ハロン』という単位を知っていますか?
ハロンは現在競馬界隈でしかほぼ使われることのない単位です。
1ハロン=1マイルの8分の1 つまり約201.17メートル

こんな厳密な数字は使っておらず
JRAでは1ハロンを200mと統一しています。

上の数字は、そんなハロンを用いて各200m通過時
先頭1着の馬が出したタイムを表しています。
ぶっちゃけこの数字ではあまり予想には役立ちません。
大事なのは、この数字を足した際に出る数値にあります。
それが上がり3ハロンという数値です。

上がり3ハロンは最後の3つの数字を使うため
12.1 - 12.3 - 12.6を足した数字を使います。
数値は37sとなりますね。
上記の画像は、そのレースのハロンタイムを掲載しているわけですが
各馬ごとのタイムでもこの数値は、重要になってきます。
上がり3ハロンのタイムが早ければ、その馬の末脚能力の高さが伺えますし
タイムが遅くても1着を取っているなら、3⃣の通過順位を比較して
終盤前までになるべく離したうえで走り、あとは抜かされないように
粘る走りをしたという推測情報を知ることもできます。
最後の直線で一気に順位が変わる競馬においてこの上がりタイムというのは
本当に重要な数値なのです。
高速レースがメインの日本競馬において上がり1位の馬が重要視されるなんてことも結構目にすることは多いです。


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~まとめ~


 さていかがだったでしょうか。今回は、主に4つの数字を紹介しました。
他にも紹介しきれてない多くの数字がありますし
紹介した中でも説明をだいぶ端折ったものも多くあります。
今回は、こんな数字だったんだー。
と簡単に理解するくらいでOKです!!
時が来たら、各項目で詳細を説明できるノートが投稿できればと思います。

 そういえば、前回オークスの予想を張ったのですが
情報の追加で予想を少し変更しました。
もう購入してしまったので、これ以上の変更はできませんが…
今回こそ3連単をあてに行くぞー!!!!
その気概を持ってその予想を張り付けて
今日は筆を下ろそうと思います。
オークスまで半日を切ろうとしてます。
最高のレースが見れますように!!!!

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