見出し画像

「どっちでもいい」が増えるほどに生きるのが楽になる。

「どっちでもいい」の対義語は「こうでなければならない」だと思います。
そして「こうでなければならない」の背景には集団に属して生きていくために必要だと自分で決めたこと。
なので当然「こうでなければならない」の中心に自分の意思や思いは反映されていません。

そこで占星術のハウスで表現するなら「こうでなければならない」の状態は1Hか7H、2Hか8H・・・というように、どちらかに傾いている状態。
だからこそ、対極のサインやハウスを学び成長することで「どっちでもいい」という境地に辿り着き、その状態が自分自身にバランスをもたらします。

そして自分の中で「どっちでもいい」が増えるほどに選択肢が増えるし、「こうでなければならないのに!」とイライラする事も減るので生きるのが楽になります。
「どっちでもいい」が増えるほどに「許せる」ようになるので、許せることで人生の自由度は高まります。

生きずらいと自分の事を表現される方の中には「こうでなければならない」「許せない」が多いと思います。

*     *

自分のネイタルは、自分の中にあるアンバランスな部分を課題として教えてくれます。
特にネイタルの月のサイン、ハウスは対極のエネルギーを学ぶ事で「私は~~のはずなのに」という状態を和らげる方法を教えてくれるので
自分の月と対極の状態を知ることは、とても大切なことだと思います。

*    *

この地球に生まれたという事は、まだまだ自分自身に伸びしろがあるという事。
でも、生まれてきたままの状態だと、この伸びしろを上手に活用できないからトランジットやSAなどの刺激や変化を受けながら、伸びしろを活用するんだと思います。

そして、その人の中で「どっちでもいい」が増えるほどに、この地球の豊かさに気づけ、生きることが楽しく感じられるんだと思います。

*     *

私自身、長い間「こうでなければならない」し「許せない」事も本当に多かったです。
そして、ひたすら「周囲が全部悪い!!!」としていました。

私の場合、嘘をつく事や裏切りは「絶対にしてはならない事」「許せない事」だったこともあり
人生のあらゆる場面で嘘をつかれる、裏切られるを経験しては、より一層「してはならない事をした!」と怒り心頭の状態になり、相手を許すものか!とやってました。
(思考は現実化しますから・・・)

すると、どんどん人が怖くなり、一人で居る事を好むようになりました。
が、私が生まれてきた目的の一つに「人と深くかかわりたい」があるので、人が怖いわりに孤独で悩むというメチャクチャな時期も長かったです。

でも、自分の課題を理解して、動いた感情を昇華するように努めて行ったら
徐々に徐々に「こうじゃなくても・・・いいか」が増えていき
あれだけ「許せない人」が多かったのに、その数も減っていき
あれだけ人が怖かったのに「悪い人なんて一人も居ないのでは?」と思うようになりまし
嘘や裏切りについても「必要な嘘ならいいと思う」「裏切らなきゃならない理由があったんだろう」と言えるようになりました。

そして「どっちでもいい」が増えるほどに生きるのが楽になりましたし
「どっちでもいい」が増えるほどに、相手に敬意を持てるようにもなったと思います。
皆さんも「どっちでもいい」を増やしてみてください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?