「あおかな」のすすめ
※ミリシタのイベラン記事ではありません。なんならミリシタ全く関係ありません。
(一時期TPRしたりTPRしたりTPRしたりしてましたけど、記録ほとんど残してないし、イベラン記事なんて私が書くようなものより有益なもの探せばいっぱいあるので...)
いわゆる美少女ゲームの話です。苦手な方はブラウザバック推奨。
みなさんこんにちは
はじめましての方ははじめまして
最近、山口立花子さんのフォトブック「10KOROBI 8OKI Vol.01」を購入(さらに表紙をスキャンしてスマホの待ち受けに)してニヤニヤが止まらないminakou(ミナコウ)です。
今回はminakouPおすすめの美少女ゲーム「蒼の彼方のフォーリズム」を1人でも多くの方にやって欲しいということで記事を書きました。
可能な限りネタバレを避けて良さを伝えられたらと思います。
最後までお付き合いいただけると幸いです。
「あおかな」とは?
「蒼の彼方のフォーリズム」、通称「あおかな」は2014年11月28日にSpriteから発売されたアダルトゲームです。
その完成度の高さから2014年の萌えゲーアワード大賞を受賞し、2016年1月にはテレビアニメも放送されました。
その後紆余曲折はありましたが、コンシューマー版への移行やヒロインの1人である有坂真白ルートのその後を描いた「蒼の彼方のフォーリズム EXTRA1」の発売などを経て、
2021年には鳶沢みさきルートのその後を描いた「蒼の彼方のフォーリズム EXTRA2」が発売予定です。(もうすぐ2021年が終わるのに発売予定で大丈夫なのか?とか突っ込んではいけない)
※追記1
蒼の彼方のフォーリズム EXTRA2の発売日が2022年3月25日に決まりました!(やっぱり2021年は無理だったね)
予約は2021年10月29日から!(発売日延期しないよね…)
世界観・ストーリー
アンチグラビトンシューズ、通称「グラシュ」の発明により、空を飛ぶことが簡単にできるようになった世界。
そこで行われる空を飛びながら行うスポーツ「フライングサーカス」(FC)が流行していた。
主人公はかつてFCで将来を有望視されていた選手だったがとある理由によりFCはおろか空を飛ぶことからも無縁の生活を送っていた。
しかし、転校生である倉科明日香との出会いを経て、再びFCと向き合うことになる...
舞台は仇州地方にある四島列島(モデルは長崎県の五島列島ですね)
主人公は四島列島に属する久奈島にある久奈浜学院に通う高校2年生。
物語は、久奈浜学院に倉科明日香が転校してくるところから始まります。
あおかなMAPは公式サイト(https://aokana.net/world/)より引用
ヒロイン
■ 倉科明日香(くらしなあすか)
転校生。元気。素直。
主人公の通う久奈浜学院に転校してきた女の子。
内地の方から来て、グラシュや飛行生活に慣れていないため、主人公が飛び方のコーチをすることに。
空を飛ぶこと、そしてFCに魅了されFC部に入部。
最初は飛ぶことすらおぼつかなかったが、持ち前の明るさ、素直さもあり驚異的な勢いで上達していく。
天真爛漫を絵にかいたような子でとにかくかわいい。一方で非常に負けず嫌いな一面も。
minakouPの推し(この情報いる?)
空を避けてきた主人公を引き戻したのも彼女の存在が大きい
■ 鳶沢みさき(とびさわみさき)
クラスメイト。天才肌。大食漢。
1年生の時からの主人公のクラスメイト、低血圧で朝に弱い、放課後は元気。
超がつくほどのマイペースでうどんに目がない。
明日香がFC入部し、そのやり取りを見て「面白そう(?)」という理由で入部。部長(と主人公)以外の部員で唯一のFC経験者。
いわゆる天才肌で何をやらせてもそつなくこなし、FCに関しても例外ではなかったのだが...
主人公とそれなりに付き合いが長い分、
軽いノリでいじ...接してくるのも彼女の魅力
■ 有坂真白(ありさかましろ)
後輩。ゲーマー。ちっこい。
主人公の1学年後輩。自称みさき先輩のしもべ。
みさきについていくような形でFC部に入部。
明日香と同じくFCに関しては初心者。入部した動機は若干不純だが、彼女なりにFCと真剣に向き合っていく。
警戒心が強く中々心を開いてくれないが、みさきのように一度心を許した相手にはべったりな模様。
序盤はとにかくみさき先輩LOVEで、
みさきとの仲を疑う主人公に対して割と辛辣
■ 市ノ瀬莉佳(いちのせりか)
優等生。強がり。お隣さん。
主人公の隣の家に引っ越してきた女の子、1学年後輩。
他のヒロインたちとは違い、唯一別の高校(高藤学園福留島分校、FCの強豪校)に通っている。
強豪校の中でも1年生ながらレギュラーの座を脅かすほどの実力者。
とにかく礼儀正しく、生真面目。
無類の肉好き。いっぱい食べる君が好き♪
思い込みが強く、自分で勝手に仲間のために突っ走っちゃうことがあるのが彼女の良さでもあり、見ていて心配になる部分でもある
おすすめポイント
※minakouPの主観が大いに含まれてます。ご了承ください。
■ ストーリー、キャラクターがいい
FCという架空のスポーツが物語の根幹になっていますが、設定やルールが良く作りこまれています。設定やルールに関しては初心者の明日香と真白に合わせ、物語を読む私たちにもその都度教えてくれるので世界観に入り込みやすいと思います。
グラシュなど、男心をくすぐる設定も多い
恋愛ありきのスポーツものではなく、主軸にスポーツ(FC)があっての恋愛というのがストーリーを通じて徹底されており、燃えと萌えを高い次元で両立している希少な作品だと思います。
熱いだけでなく、随所でコメディもあり、かといってコメディパートが多すぎて物語が全然進まないといったこともなくいい塩梅が取れていると思います。
またヒロインに限らず、
マネージャー、ムードメーカーとして部を裏から支える「窓果ちゃんマジ☆メインヒロイン!」こと青柳窓果、
筋肉バカだがどこか憎めない部長こと青柳紫苑、
かつての主人公のコーチにして現在は教師としてFC部を見守る各務葵、
四島最強のスカイウォーカー(FC選手)として主人公たちの前に立ちふさがる真藤一成、
仲居さん気質で腰の低い高飛車お嬢様こと佐藤"院"麗子など
魅力的なキャラクターたちがストーリーを彩ります。
多くの方に「あおかな」を楽しんでもらえると思いますが、特に爽やかな青春を追体験したい方や、スポ根ものが好きな方は是非プレイしてほしいです。
■ イラスト、演出がいい
美少女ゲームの基本となる背景+立ち絵だけでなく、イラスト、演出にはかなりのバリエーションがあり、特にこのゲームの根幹であるFCシーンではかなり力が入っています。
動画でぬるぬる動く...というわけではありませんが、FCの臨場感、迫力を演出しており、スタッフの本気度の高さがうかがえます。
ここで挙げたイラストはほんの一部
また「あおかな」は共通ルート1~6話、個別ルートが7,8話と決まっていますが、1話と最終話を除き話の間には次回予告も搭載されています。
こういった要素も読み進めるうえでワクワクするポイント
■ 音楽、BGMがいい
グランドOP主題歌、主題歌、挿入歌、グランドED主題歌を川田まみさん、KOTOKOさんが担当しており、どの曲もクオリティが高いです。(もちろんムービーの出来も良い)
ネタバレになるので言えませんが、とあるルートのFCシーンで流れる「rays of the sun」は特に名曲。
また、BGMを手掛けるのはElements Gardenのみなさんです。
文章ではうまく伝えることができず非常にもどかしいですが、日常シーンはもちろん、熱いFCシーンを質の高いBGM達が支えています。
(それ故に、音楽鑑賞機能がないのが残念でたまらない)
「あおかな」に興味を持った方へ
■ 何から始めたらいい?
「あおかな」面白そう!
でもいきなりゲームを買うのはちょっと...
という方は以下から始めてみましょう。
・体験版(PC)、YouTubeの公式プレイ動画(いずれも3話まで)
序盤の山場ともいえる3話までを体験することができます。習うより慣れろってことで。だいたい5~6時間ほど。
・iOS/Android版(6話まで無料)
ちなみに個別ルートは1人ずつ購入で1960円、全ルート一挙開放(4人分)で5860円。
・アニメ「蒼の彼方のフォーリズム」
全12話。ゲーム版の設定をベースにしつつ、変更点やアニメオリジナル設定もあり個人的には「もう一つのあおかな」といった印象。(主人公を明日香とみさきに変更、恋愛要素を省き、FC要素を重視など)
FCシーンなど、ゲームの文章とイラストだけではどうしても補間しづらい部分がしっかり描写されており、アニメならではの良さも十分に出ているのでここから入るのもおススメ。
TRUE BATTLE COMES AFTER LOSING 負けてからが、本当の勝負
■ どれを買えばいいの?
「あおかな」はPC版をはじめ、コンシューマー移植版などバージョンがいっぱいあり、「どれを買ったらいいか分からない!」という方もいるのではないかと思います。
そこでどれを買ったらいいのかを、私の主観ではありますが簡単に解説します。
・全年齢版
「18禁要素はいらないよー」って方は割とハードの選択肢が豊富(個人的には18禁要素は無くてもいい派)です。
PC版(High Resolution)、iOS/Andoroid版、PSVITA版、PS4版、Nintendo SWITCH版から選べます。
個人的には前述したFCシーンの臨場感をぜひ大画面、高画質で体感して欲しいので、該当するハードを持っている方は、PC版(High Resolution)、PS4版、Nintendo SWITCH版のいずれかがおススメ。
PC版はスクリプト演出の強化や4K対応などもしているので、迷ったらPC版(High Resolution)で良いでしょう。
・18禁版
「ふざけんな18禁要素もいるわボケ!」って方はPC版(High Resolutionを除く)一択...
なのですが、PC版も複数バージョンあるのでこちらも簡単に解説します。
結論から言うと、迷ったらPerfect Editionを買いましょう。
Perfect EditionはPC版(初回限定版)に全年齢版に追加された要素をプラスしたものになっています。
初回限定版は前述のとおり、コンシューマー化の際に追加されたシナリオやグランドOP、挿入歌が収録されていないので、よほどの理由がない限り現時点で買う理由はないかと。
ちなみに、TVアニメ化記念特装版もありますが、中身は初回限定版と同じです。
4th Anniversary Boxは前述のPerfect Editionに加え、「蒼の彼方のフォーリズム Extra1」、spriteの処女作である「恋と選挙とチョコレート」、各ゲームのサウンドトラックなどが収録された特装版。
ファンなら垂涎ものですが、その分お値段もお高くなっているのでいきなりこれを勧めるかと言われると...
コラコラコラコラ~ッ!
※追記2
PC(ダウンロード版)の存在を完全に忘れてました。大変申し訳ございません。
FANZA GAMESで上記のHigh Resolution版、Perfect Edition版どちらも購入することができます。
■ 購入したら
思う存分「あおかな」の世界を楽しんでいただければと思います。
各ヒロインのルートで他ルートの重大なネタバレになる要素はないので、気に入ったヒロインから攻略してOKです。
(あえて私のおススメ攻略順を挙げるとすれば、真白、莉佳→みさき→明日香)
ちなみにプレイ時間は共通ルートが10~15時間、個別ルートが1人あたり4~5時間程度でトータル30~35時間程度。
真白推しになった方はぜひ「EXTRA1」も買いましょう。
みさき推しなった方は「EXTRA2」を一緒に全裸待機しましょう。
莉佳推しになった方はダイマいっぱいしてくださいお願いします。
明日香推しになった方は僕と握手!
最後に
相変わらず拙い文章でしたが、この記事をきっかけに1人でも多くの方が「あおかな」の世界に興味を持って頂ければ本望です。
P.S. Spriteの皆さんへ
「蒼の彼方のフォーリズム EXTRA2」楽しみにしてます。
(現実的でないのは重々承知ですが)願わくば、幻になってしまった「蒼の彼方のフォーリズム -ZWEI-」そして、倉科明日香ルートの後日談「蒼の彼方のフォーリズム EXTRA3」が発売されることを一生待っています。
「彼方の向こうに、何かが見える」
minakou
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