生徒会のなり手不足
今年度も生徒会の立候補者を募りましたが、残念ながら自主立候補者は1名だけでした。
このため、他の生徒から推薦されて立候補する「推薦立候補者」を募ることにしました。
しかし、この方法にはいくつかの問題があります。
他の人から推薦されて生徒会のメンバーになると、押し付けられた仕事のように感じることがあります。
自発的に生徒会を運営しようという意欲がない生徒や、実はあまりやりたくないけれど先生に言われて仕方なく活動する生徒が集まることが多いのです。
こうした状況では、生徒会活動が本来の意味を失いがちです。
生徒会の立候補者が少ないという現象は、生徒が生徒会活動に対して魅力を感じていないことを示しています。
振り返ってみれば、生徒会活動は本来、生徒のための活動であるべきですが、実際には学校が生徒に動いてほしい時に動かされる「人員プール」として機能している感が否めません。
このような状況では、魅力的な活動とは言えず、自然と人材が離れていくのも無理はありません。
生徒会活動は、生徒が自主的に行う大切な活動であり、地域や日本の政治について考えるきっかけにもなります。
生徒たちが主体的に参加し、リーダーシップを発揮できる場であるべきです。
そのためには、生徒会活動の魅力を再発見し、もっと多くの生徒が参加したいと思えるようにする必要があります。
このような状況は本校だけの問題なのでしょうか、それとも他の学校でも同じようなことが起きているのでしょうか。
同じような状況にある学校があれば、どのようにして生徒会活動を活性化しているのか教えていただきたいです。
成功した事例や効果的な取り組みを共有することで、生徒会活動をより魅力的なものにしていきたいと考えています。
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