人間深層ウェブ
https://dot.asahi.com/dot/2020010600008.html?page=1
LINEのアプリを開いたら、トーク相手がズラーっと並んでる上に、あなたへのおすすめみたいな感じでこの記事が出ていた。そしてこれを読んで、僕はなるほどな、と思った。
珍しくクロちゃんの発言で共感した。(もちろん記事の内容の100%共感した訳ではないが)
人間誰しも闇とされている部分を持っている。
この記事では主にボス(山里亮太)の結婚について触れられているけれど、我々もこのクロちゃんに似たところがあると思う。
例えば、学校の朝礼とかで誰かが表彰されて、拍手はするものの、心からおめでとう!という気持ちを持っていたか、と言われるとそうでもない。
(別に僕は働いたことはないけど)会社で売上が優秀だった同期が上司に表彰とかされていたら、拍手はするものの、「あいつなんて」と思えてしまう。
つまり、その祝われている人よりも上にいると自覚していないと、もしくは、その人より上じゃなくても、自分の人生に絶対的な満足感を得ていないと、純粋に他人の喜びなんて祝えないのだ。
ボスの結婚もそうなのかもしれない。ある意味、我々からしたらボスという存在は、芸能人だし雲の上過ぎて現実味がないけど、クロちゃんからしたら同業者。いくらゲスくて気持ち悪い言動をしたとて、同じ職業をしているのだ。
そう置き換えたら、クロちゃんが「ずるいしん!」ってツイートするのも分かる気がする。あの結婚を素直に祝える芸能人は、結婚して幸せな人だけなのかもしれない。
そう考えると、若林さんは凄いなと思う。
結果結婚したし、あの時奥さんと既に知り合っていたのかもしれない。しかし、他人の結婚を素直に喜べた、とさよならたりないふたりで言っていたが、それはきっと普通のことではない。
普通は「たりなくて当然」なのだ。
確かに、会見でのボスの発言には僕もすごく感動した。蒼井優さんへの気遣いにも心を打たれた。
しかし、その結婚自体を本当に心から喜べたか?と問われると、素直に「はい」と答えられない自分がいる。確かに、友達でもましてや知り合いでもないから、現実味がなくて当然だが、それを加味しても、心からの祝福は出来ていないな、と。
人間、表では良いことを言っていても、いつのまにか気づかないところで悪の感情を抱いている。そこに少しでも意識を向けるだけで、少しは生きやすくなるのかもしれない。
キャバクラの話はよくわからなかった。
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Willem de Kooning/Untitled Ⅱ
Painted in 1977
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