太るメカニズム(糖類編)③
Table of contents
◆グルコースによる太るメカニズム
◆フルクトースは最も太りやすい糖類
◆まとめ
◆糖類によって太るメカニズムまとめ
ショートケーキの材料から、グルコースやフルクトースといった糖類が多く含まれていることがわかる。
グルコースは臓器のエネルギー源だが、多く摂取すると脂肪合成を促進させてしまう。また、フルクトースも少量であればグルコースに変換されるが、多くを摂取すると肝臓に送られ、脂肪合成を促進させる。
もちろん、空腹時にケーキを1つ食べたからといって、脂肪が合成されるわけではない。脂肪合成は、総摂取カロリーが総消費カロリーを上回っている『オーバーカロリー』のときに生じ、総摂取カロリーが総消費カロリーを下回っている『アンダーカロリー』のときには生じないことも示唆されている。
しかし、食後すぐにケーキやお菓子を食べたり、食事中にジュースを飲むことはグルコースやフルクトースの過剰摂取につながるため控えることが推奨されている。
このような食習慣をつづけていると、筋肉のインスリン抵抗性が生じ、グルコースの脂肪組織への取り込みが高まる。これだけでなく、フルクトースによる非アルコール性脂肪肝疾患が生じ、肝臓から多くの脂肪が放出されることによって、ますます太る可能性が高くなってしまうのだ。
この先、甘いものを食べるときは『太るメカニズム』を思い出してみてください。
それでも、選択するのは自分自身。
自分のカラダ、健康は自分にしか守れません。
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