#毎週VALIS感想 - 010 ◇ 革命バーチャルリアリティ(5人 ver.)Dance Practice

VALISの表題曲とも言えるこの楽曲、これまで派生やリミックスなどを合わせると数々出てきた曲だけれど、満を持してかついに定点でのダンス動画が公開された。すでにアバター版オリジン版で映像が公開されていたけれど、あちらはMVである以上カットが存在しているので、フル尺でダンスだけが、しかも全員分が出ているのはとても新鮮だ。

楽曲の解釈は別の機会にするとして、今回はダンスに関して言及していきたい。といっても、ほくはダンスに関しては全くのド素人だし目が肥えているわけでもないので、完全に一般人目線になってしまう。

まず思ったのが、筋肉というか、身体の使い方だった。動きにキレを出すには静止が必要で、静止させるには筋肉が必要なのは言うまでもない。揃うところでしっかり揃っているということはメンバー全員が必要な筋肉を身に着けているということだ。0:39あたりのVITTEさんなんかまさにそうで、遅れてくる右足をぐっと引き寄せてピタリと止めるにはかなりの力が必要だと思った。

ダンスがカッコよく見えるためには、華やかさが重要なのではないかと個人的には思うので、「飾り」があるほうが全体的に動きがあるように見える。これはアクションゲームなんかを想像してもらえばわかりやすいと思うけれど、モーションと一緒に服のヒラヒラとか髪の毛とかが動いていたほうが、カッコよさや派手さが増すと思う。それと同じで、ダンスの表現にも関わってくる部分なのではないかと思う。一方で、MYUさんは髪型もボブで服も動きがつくようなデザインではない(強いていうなら尻尾くらい)。それなのにこんなにもその美しさに目が行ってしまうのは、振り付けだけでなく、MYUさん自身の表現力やダンスのうまさによるものなのだろう。本当にすごいと思う。

個人的に、NEFFYさんのソロパートの「ねえ見てみて私たちなら手も足もいらない」の箇所、アバターの方は分身しているパートなので当然なのだが、裏でメンバーの合いの手が入っているのもあり、そこでNEFFYさんが隙間が空いてセンターで立っているのが印象的だ。

2番のサビ前はアバターのときのMVから好きなパートで、ここは歌も含めてCHINO先生のダンスも好きだ。全体のフォーメーションも含めて見れて良かった。全編通して萌え袖のヒラヒラも、キレのあるダンスが随所で凄くかっこよく見える。

2番サビ終わりからはRARAさんがセンターで、盛り上がっていくパート。その体幹や洗練された動き、全体的に「美しい」という感情以外に集約できない、目が釘付けになるダンスは流石といえる。

これは言っても仕方ないの無いことだけれど、ただひとつだけ、やはりシンメトリーになっているフォーメーションを見ると、そこにNINAさんがいたんだろうなという思いは拭えない。ダンス動画はとても嬉しい。だからこそ、絶対に6人での映像が出ることを信じて、この動画を今日もあと何周かしようと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?