大集合!1500形鋼製車写真撮影ツアー in 久里浜工場に参加した話
皆さん「京急1500形」にどういうイメージをお持ちですか?
大体は「地味な車両」とか「ハズレ」とか、そんな感じのイメージをお持ちだと思います。私自身もそのイメージは持っているところです。
初代1000形に代わる「第2世代の都心乗り入れ車両」としてデビューした1500形。1000形のように「京急の顔!」にはなれず新造は600形へと変わり、気づけば新1000形へ置き換えられ始める…ある意味不運な車両かもしれません。
今回は、そんな車両が「主役」となった日の話を…
突然のイベント発表
今回の『大集合!1500形鋼製車写真撮影ツアーin久里浜工場』はかなり突然の発表でした。
開催されたのは、2022年1月22日土曜日。
一方で発表が2022年1月13日木曜日というまさかの2週間を切っての発表。予定が偶然空いていたので参加できました。
「1500形がメインを張る!」というのもそうですが、ずいぶん思い切った企画だなぁ…と思ったものです。
いざ当日!
貸切列車で行く!京急 楽・宴ツアー第3弾『大集合!1500形鋼製車写真撮影ツアーin久里浜工場』が2022年1月22日に開催されました。
発表が直近だったので、参加が決まれば当日まではすぐなものでした。
集合場所へ
集合は毎度おなじみ?品川駅。
送り込みも撮りましたが酷い出来なので省略…
今回は録音専用車両も用意されており、レコーダーをセットして指定された場所へ乗車。
録音のため、車内コンテンツは一切なし。ただただ静かな車内で久里浜工場へ向かいます。
工場到着。大盤振る舞いの撮影会スタート
静かな車内のまま久里浜工場へ到着。
まさかの工場内で降車後、入れ替えを行なって撮影タイムへ。
「鋼製車写真撮影ツアー」ですから、当然注目は鋼製車へ。乗ってきた編成をそのまま撮れる状態で堪能。
そしてその左には…
スカートなし・方向幕・戸袋窓風ステッカーで登場当初を再現した1513-が。
この編成は、ツアー時点で既に運用に入っていなかったために出来たであろう芸当。それと同時に1513-最後の舞台となったのでした。
SR無線の関係で前面行先表示がLED化されたため、巻取機ごと入れることは不可能だったらしく、表示変更の際には係の人が一生懸命に手回ししておりました。
このほか、1517-が居てこの合計4本が鋼製車でした。
なぜか増える展示車両
ニュースリリースのページには「1500形鋼製車4本のほか、アルミ車2本を留置し撮影会を行います。」と記載がありました。先述の鋼製車4本の他、アルミ車である1707-&1731-が展示されていました。
「ここは1521-&1525-だろ!」と思った方もいらっしゃるのではないかと思います(笑)
これにて6本出揃ったことになりますが…
当日、運用の合間で偶然入庫していたであろう1713-と、ツアー日の夜にホームドア輸送で使用された1725-がまさかの横に入ってきて参戦。
1725-は既にホームドアを積んでいるのでカーテン全閉めというちょっと不思議な姿。
ついでに8両編成の1500形は5本中4本がここにいて、運用しているのは1719-の1本だけという滅多にあり得ない事態に。途中で横の営業線を走り去っていく姿も見られました。
「1500形が8本も並ぶなんてあるんですか?」『いや〜車庫内でもないですよ。』
そんな会話も聞こえてきましたが、1500形が8本も並びました。しかも1番本数の多い6両編成が1編成もいないということにもびっくり。
ここからは画像ラッシュです。
2時間もあった撮影会はあっという間に終了の時間に。2時間撮っても飽きないし物足りないくらいでした。
楽しい楽しい撮影会の後は昼食。子どもは1人もいないのにお子様ランチレベルの可愛らしい箱のお弁当が鎮座。最近はシウマイ弁当出してくれるのでやっとここは改善された感じ…?
帰路・解散
お子さま弁当昼食後は、名残惜しいながらも久里浜工場をあとに京急久里浜駅へ。
最後の最後まで1500形を満喫したツアーでした。
最後に
このツアーに参加してというもの、1500形を撮る機会が増えました。
片開きドアじゃないとか、ライトが下だとか、色々言われることもありますが「京浜急行」スタイルの車両最後の営業車ですし、既に減り始めていますのでより一層撮影しておこう、そう思わせてくれたツアーでした。
もっと本数が減れば自ずと撮影者は増えるでしょうから、まだ注目度の低い今のうちに…
おしまい。
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