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「3」について

僕は「3」と言う数字にとり憑かれている。
いつからか思い出せないが、全てにおいて、あらゆる局面で「3」を意識している。

例えば車で走っていると、目の前の車のナンバーが3の倍数になっているかどうかがすごく気になる。車のオーディオの大きさは常に3の倍数にしておかないと気持ち悪い。駐車場の番号は3の倍数で選ぶ。なにか考えごとをしながら運転しているときに良いアイデアが浮かんでふと見上げた時に前の車のナンバーが3とか6とか9のゾロ目だと、「あ、やっぱりこれでよかったんだな」と安心したりする。
他にも、以前木彫りの小物を作って販売していた頃は値段を全て3の倍数にしていたし、河原や海岸で3角形の石を拾って集めていたりもする。何かイベントを企画するときは3の倍数の日にしたいし、なんなら今経営しているお店の屋号も369商店にしている。そして今年(2022年)の369商店スタッフメンバーでの夏のBBQは9月3日に開催する。

それは一種の「兆し」や「ゲン担ぎ」に近いのかもしれない。

例えば、妻と結婚したときの話。
市役所に行って婚姻届けを出す日を、3月27日にした。
27は3の3乗だから、この上なく良い日だと、迷いもなく思っていた(妻はどう思っていたか知らないが)。
その後、戸籍を取ろうと思った時に僕の両親が結婚した日を見る機会があったのだが、なんと同じ3月27日だと判明した。
両親は結婚記念日を、結婚式を挙げた日で覚えており、入籍した日は完全に忘れていたのだが、なんと図らずも同じ日だった。

この事実を僕がどう受け取ったかと言うと、「このタイミングでこの女性と結婚したことは間違いではなかったんだな」と、なにか「3の神様」的な存在に言われているような気がして、自分の判断が間違っていなかったことの確認として受け取っている。

この結婚話には続きがあり、実はちょうど半年後の9月30日に結婚式を挙げた。式を挙げて数日経ったある日、その時二人で住んでいた建物(友人の家の蔵に間借りしていたw)の棟札を見る機会があったのだが、なんとその棟札に書かれていた日付が、明治?年の9月30日だったのだ。
「あ、このタイミングでこの家に住んで、この神社で式を挙げたのは間違っていなかったんだな」と言うメッセージである。

余談だが、式を挙げたのは亀岡にある出雲大神宮と言う神社で、この神社の湧き水はこの丹波地方に移住して以来かれこれ12年以上2週間にいっぺんぐらいのペースで欠かさず汲みに行っている。かなり深い地層の花崗岩層を通って湧出している水らしく、ただ飲めるだけではなく、体に良い効果がある水なのだそうだが(フランスのルルドの泉と成分が似ているとか)、適度に硬くてとても美味しく、鈴木家では欠かせない水になっている。お茶もコーヒーも味噌汁もお米を炊くのも、「いずもさんの水」じゃないとなんか嫌だし、数日の旅行から帰ってくると家族全員が「いずもさんの水」を飲みたくなっている。なんなら旅行に水タンクを持って行くぐらい、鈴木家の体にとって必要な水になっている。

さて、「3」の話の続きをすると、つい先日、2017年から活動を続けてきた「京都オーガニックアクション」と言う活動を一般社団法人として法人化した。

5年ほど活動を続けてきて、その間いろいろあったが、辞めようと思ったことは一度もない。いろんな人との関りが増え、本当に大変な時期も多々あったものの、これと言った根拠もない「確信」のようなものが絶えず自分の中にはあり、迷いなく自分の持てる力を注ぎ込んで取り組んでいる活動である。
そんな活動をいよいよ法人化しようと動きだしたらこれがまたなかなか思うように進まず、公証人役場に定款を提出する際も、法務局とのやり取りもかなり難儀した。
本来なら4月ぐらいに設立する予定だったのだが、遅れに遅れて、いろんな兼ね合いもあって設定していたリミットである6月末にぎりぎり法務局に書類一式そろえて滑り込んだ。

この日、つまり必要書類がようやく一式揃って提出できるようになった日が、たまたま6月30日で、しかもそのとき法務局の駐車場は満車だったのだが、ちょうど僕が駐車場に入ったときに一台車が出たその駐車スペースの番号が、「3」だった。

その時点で僕は、「あ、これはうまく行きそうやな」とメッセージを受け取っている。

で、実際その通り、それまで何回も再提出させられていた書類がすんなり受諾されて、晴れて法人設立手続き完了となったのである。6月30日に!

この時点で、僕の中では、KOAを法人化したことは「間違っていなかった」のだと、「3の神様」にハンコを押してもらったわけである。

ま、こんな話が僕の人生のなかではたくさんあって、もうほとんど覚えていないのだが、僕が生まれたのは1月3日で、いまだに「3」は僕に様々なメッセージを送ってくれて、更に次へ次へと導いてくれている。

仏教では「仏陀」と「法」と「僧」を「三宝」と称して尊び、キリスト教では「父なる神」と「神の子」と「聖霊」を「三位一体」と呼び崇め、ヒンドゥ教の「トリムルティ」では「ブラフマー」と「ヴィシュヌ」と「シヴァ」が宇宙の創造、維持、破壊を司る。
そして僕は「3」と「6」と「9」に導かれている。
すなわちミロクである。

最後に、僕と同じように「3」、そして「369」にとり憑かれた人たちの動画を紹介して終わります。



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