心折れたドルオタがTHE ALFEEのライブに行って感動した話

コロナ禍になり現場に行けない日々が続いていたが、推しの誕生日には毎年ケーキを食べている。
これはオタク以外の人間には理解不能だということが驚きの事実なのだが、そんな推しの誕生日から一ヶ月も経たない今年の春先に推しに色々あり、もう推せる状況ではなくなってしまった。どんなことがあっても一生推し続けるんだろうなぁと思っていたので、まだ自分の中で言語化できるほどの整理が出来ずにいる。

季節は秋になり、今から2ヶ月前のある日、職場のラジオからある曲が流れていた。
はちゃめちゃにかっこいいと思い即検索、即ダウンロードした曲がこれ。


THE ALFEE / 星空のCeremony

いやもう曲調も歌声も全部かっこいいな!と思い色々検索してみたらツアー中でチケットの抽選がちょうどやっているところだと知った。THE ALFEEという存在は勿論知っているけど他の曲全く知らないし、倍率とかFC以外でどれくらい取れるものなのか一切わからなかった。しかしこういうのは勢いだと思いエイヤとindeedの如く応募したら運良く当たって勢いで行ってきた。

『THE ALFEE 2022 Winter Genesis of New World Final 冬の天地創造』
2022年12月23日(金) 日本武道館

こんな感動するとは思わなかった。

登場シーンもかっこいいし、1曲目からから自分が見に来たきっかけの曲が始まってまず感動。そして照明、演出もハチャメチャにかっこいい。
メンバーは3人とも楽器弾いているから煽りとか出来ないのに客全員が同じフリを同じタイミングでいっぺんのズレもなくやっていた。訓練されたオタク──って感じ大好きなので私も気が付いたら拳突き上げてるいた。全然知らない曲もすぐフリのパターン覚えれるのは長年のドルオタが活きました。無駄じゃなかったドルオタ生活。客がみんな同じフリで歌に乗るのやっぱ楽しい。
歌も合間の3人のワチャワチャも楽しい。3人の仲の良さも勿論だけど、人として尊敬し合ってるんだろなぁということが垣間見れるし、見ていて幸せな気持ちになれた。

そんなこんなで楽しんでいたら、途中のMCで高見沢さんがTHE ALFEEの凄いところとして「続けていること」と話されていて。THE ALFEEは今年49周年。49年解散も活動休止もなく3人でずっと続けている。「それを見つけて応援し続けてくれるお客さんもすごい」とも言われていて。これって本当にすごいことだと思うわけですよ。

続けることの大変さなんてどの界隈のオタクみんなわかるじゃん?特にドルオタなんてめちゃくちゃわかるじゃん?推しが続けてくれる大変さも、それを応援し続ける大変さもわかるじゃん?無理難題じゃんそんなの、不可能に近いことじゃん?アイドルに限らず、全て、好きな対象がずっと続いてくれて、それを応援し続けられるのって都市伝説に近いくらいのあり得なさ、本当はみんなそうしたいけど出来ない歯痒さもみんなみんな通ってきたわけじゃん?なあ同士よ

ここに至るまでTHE ALFEEに何があったとか全然知らないけど、あったかもしれないし何もないかもしれないけど、それでもここまで休まず3人揃ったまま続いてこれている凄さは何にも耐えがたい素晴らしいことなんだよね。何かあったとしても続けてこられてるのは凄いし、何もないということの凄さも我々は痛いほどわかるわけですよ。それにここまで応援し続け、一緒に歳を取って、ファンで居続ける凄さも。

ほぼ歌いっぱなしでダブルアンコールまでやってトータル2時間40分。49年やって武道館でライブやるの95回目とか言ってたよ?それで2時間40分?昭和平成令和と現役でライブし続けている人らが2時間40分?やばすぎん?サービス精神の塊?
世代じゃないし知らない曲がほとんどだったけど一瞬だった。全然そんな時間が過ぎた感覚もなく、最初から最後までずっと最高であっという間。見に行けて本当に良かった。行って良かった、本当に良かった。

↓とてもいい曲


ファンと一緒に歳をとっていつまでも応援し続けられるTHE ALFEEに感動した日でしたyeah

応援していて見返りなんて求めちゃいけないのかもしれないけど、応援し続けていてファンが報われてる瞬間があるのって、本当に良いよね。

全くまとまってないけどこれで終わりです。
メリークリスマス

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