Chinatris譜を作ってみました。

というわけでタイトル通り。
Chinatrisでどんな順目でどのパーツを置いてどんな結合が起きたのかを記録するChinatris譜を作ってみました。
スプレットシートで公開しています。(実はまだ第5章までしか基礎情報入れてなかったりするけど)

これは第1章用のレイアウトで、各章で題目の漢字とか周期とかのレイアウトを変えてます。

将棋の棋譜から着想を得て作ったので見た目がちょっと将棋みたいです。
Chinatris…まるで将棋だな。
ということでこのChinatris譜の内容の説明とか解説をしようかなと思います。

内容説明

ということでまずはレイアウト説明をしようと思います。
といっても多分実際に記入した例を見てもらった方が早いので記入例を載せてみます。

ちなみに記録内容は第1章の最速記録のものだったりします

これでもなるほど、わからん。
って感じだと思うので番号が振ってある部分毎にどんなこと書いてるか書いていこうと思います。

①盤面

文字通り盤面です。
左上の囲いがnextの漢字、上に並んでる6つの漢字が題目です。
題目の下にはあと何個消せばクリアかの数字が書いてます。
これは実際のプレイ画面と比べると分かりやすいと思います。

割とそのまんまです

そして右から3列目の上の位置にある「↓」とその下の漢字は今から降ってくる漢字を書いてあります。
また、どこに漢字を置いたか分かりやすくするために縦と横に番号を振ってあります。
ちなみに将棋の棋譜では縦の数字は上から下に1,2,3…となってますが、Chinatris譜では下から上に1,2,3…と振っていってます。
基本的に下の部分を使うことが多い上、積み重ねていく仕様上、下から数えた方がしっくりくるのでこの形にしました。普段棋譜を沢山見ている人は気をつけてください。
そして一番下の「11降時」は「『11』個目の漢字が『降』ってきた『時』」です。スペースにも限りがあるので他にもちょくちょくこういう略し方をするところがあります。

②題目の管理欄

上の部分は基本的に題目の管理欄です。
「消」と書いてあるボックスの所には消した漢字を入れておきましょう。
なのでここも①と連動して記載されます。
左から順に消していった順になっているとなお良し。
右上の「題一覧」と書いてある部分にあるボックスは章が始まった時に題目で問われている漢字達です。
そして「後」のボックスはこの初期配置の漢字を消した後に出てくる漢字達が書いてあります。
ここに題目で問われる漢字を全て入れてあるのでここからコピペして下のChinatris譜を書きやすくしてます。
また、「後」の漢字は左から順に出るようになっています。
出てくる漢字の順番を覚えるのにも活用できると思います。

③降ってきた漢字管理表

表の横幅は各章の周期によって変わります

今まで降ってきた漢字を順番に記録する表です。
左から横に記載していって、1周期で次の行にいきます。
周期毎に記録するようになってるのでどんな周期で来てたかが分かりやすいです。
一応5周期目まで書けるようになってますが、それ以上いく章も普通にあるとは思ってるのでここら辺のレイアウトはまた変わるかもしれません。
16章とか普通に5周期越えそうだしな…

④Chinatris譜記入欄

一番重要な部分で一番訳分からん部分

ここが本題のChinatris譜になります。
①~③はいわば譜面を記入する上での補助欄みたいなもので④の内容がメインです。一応④だけでも処理の流れは全部見れるようにはなってます(分かりにくい上にある程度のRTA理解度が問われるけど)。
左端の列がどこに何のパーツを置いたのかを記載する部分です。
例として1手目の「3 4 、」は左から3列目の下から4段目に「、」を置いた
ことを示しています。

そして中央のスペースは結合が起きたり、漢字が消えたりといった盤面にある漢字に何らかの動きがあった時に記載する部分です。
なのでなにも起きなかったときは空欄になります。
例では5手目に漢字の結合が起きていて、「2 5 」に「人」を置いたことで
「3 5」に「从」、「2 4」に「个」ができた、と読み取ることが出来ます。
この場合は2つ漢字ができてるので複数結合が行われていることも分かります。
また、それらの隣にある「消」と書いてあるボックスは結合によってできた漢字が題目に問われている漢字で消えたことを記録する欄です。
結合した時点で消えなかった時には「消」と入れなくても大丈夫ですが、最初に結合した時点では消えなかった漢字も色んな漢字が消えることで後から題目に出て消えることがあります(例の「太」にあたります)。この時もあらためて消えたことを記載する必要があります。
なので、「2 5 太」は9手目(結合によってできた時)と11手目(題目に「太」が出て消えた時)の2回分記載されています。

そしてこの結合を記載するスペースは1手につき3回分の反応が書けるようにはなっていますが、普通に3回以上反応が起きることもあります。
この時は例外的に2行分使って反応を記載しています。
例の11手目でこの例外的な追記をしていますがその時は次の「12」の部分に斜線を入れて11手目のこと書いてますよって示してます。
また、今回は11手で章が終わったのでこれ以上書いてませんが、この書き方をした以降もまだ章が続いた場合は1行分ずれて書いていくことになるので以降の数字にも斜線を入れて隣にずれた数字を書いておいてください。(下図参照)

こんな感じで訂正しておくとそれっぽくなる


最後に右端の備考欄についてですが、ここはなにかしらのタイムロスが発生したことを補助的に書いておくスペースとして使う印象です。
こういうことを書け、みたいなのはまだ決まってなくて自分でもまだそれっぽいことをそれっぽく書いてるだけで用語も決まってる訳ではないです。
一応、例の中に書いてある内容は
2連鎖結合=2連鎖して結合が起きた(「太」が出来るときは1回でヒュポッとできないでヒュポッヒュポッって出来たことを示してる)。
2回段消=題目や連鎖による結合の関係上1度に全部消えないで、段階に分けて漢字消去の演出(段階消去)が2回起きた。なので見た目としては3段階に分けて消えている(「卜」「十」同時消し→そのことで題目に「太」が出てきて「太」が消える→「太」が消えたことで「二」が出来てその「二」が消えている)。
1落結=題目の漢字が消えたことで漢字の落下が発生し、落下した結果その下にあった漢字と結合が1回起きた。上記にもある「太」が消えたことで「二」が出来たことをあらためて説明しています。
ラグ無し=なんか色んな連鎖で結合が起きると他の漢字の結合について判定が発生するときがあるっぽくて特に反応が起きなかった場合でも次の手に進むまでにラグが発生することがあるので、今回はそのラグは無かったよということを一応で書いておいてます。

とまあそんな感じで詳しく説明されてもよく分からんみたいな内容をざっくりと記載してあります。普通にプレイしてる時は気にしないけど、RTAの時には少し気にした方がいいか、みたいなそういう通常なかなか起きない反応が起きて追加で時間が発生したみたいな情報を書いておく部分になってます。なので無理にここは書かなくても大丈夫な欄です。ほんと任意欄です。

まとめ

そんな感じでChinatris譜の説明は以上になります。
盤面の共有やこの盤面に至るまでどういう経緯があったかなどを動画を使わなくてもできるのでそういった所に使えるかなあと思っています。
それに動画だとあっという間に終わるのでじっくり見たい、分析したいという時にも使えるかもしれないと思っています。
正直記入は大変だったりするのですが譜として書き起こすことで分かることもなにかしらありそうな感じはするので自分でもちょくちょく使っていこうかなと思ってます。よろしくお願いします。

そんな訳でChinatrisはいいぞ(いいぞ)。


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