#7 ブランドを築くために大切な7つの要素

ブランドとは一体何か?

自分たちが運営する「proshirout.」では、
「素人だけどできることは自分たちで」をテーマに
『立ち飲み屋』を一から作っています。
その為、「ブランドを築く」ことを大切さを実感しています。

そもそも「ブランド」とは何でしょうか?

ブランディングの研究者でTEDxの講演者でもあるPatrick Hanlonは、著書「Primal Branding」の中で次のように述べています。

「ブランドとは信念体系(Brief System)である」

つまりブランドとは多くの人が共通して信じている観念であり、
平たくいえば宗教のような物です。
よくアップル信者やスタバ信者とか言いますもんね。

さらにその信念体系を7つの要素から成り立つと説明しており。
それをYouTubeで中田敦彦さんの「中田敦彦の2nd YouTube」で
わかり易く説明されていました。

この動画を元にブランドを築くために大切な7つの要素を学びました。

⒈ 象徴

象徴=アイコン。
サービスを想起させる象徴です。
ロゴ、看板、匂いや音でさえアイコンになります。

例)
Apple:リンゴマーク
キリスト教:十字架
DJI: ドローンの起動音

⒉ 儀式

儀式とは、繰り返し行われる決まったイベント、ルーティーンです。
ポジティブな儀式になることもあれば、ネガティブな儀式になることもあります。

例)
Apple:WWDC(アップルが毎年行っている、開発者向けイベント)
任天堂:スーパーファミコンのカセットに息を吹き込む(ネガティブな儀式)
キリスト教:毎週日曜のミサ

⒊ 物語

「何でこうゆう事をやっているかを、繰り返し伝える」

サービスがどうやって始まったのかを語ることは、サービスにどんな魅力があるのかを語るのと同じくらい重要です。
サービス発祥のストーリーを共有することで、利用者との距離を縮め、体験を共有することができます。

例)
Apple:二人のスティーブが両親のガレージでコンピュータを作った。
Facebook:大学にハッキングして生徒の写真を手に入れ、「フェイスマッシュ」というゲームを流行らす。
キリスト教:聖母マリアが処女のままイエスを身ごもった。 

⒋ 信条

理念・自分がいいと思っている世界はどのようなものか?どこに向かっているか?

例)
Apple:Think different
Goggle:don’t be evil.
Nike:Just do it.

⒌ 大義

 大義名分。それがみんなにとってどういいか?を伝えます。

⒍ 用語

 ならではの言葉、オリジナルワードです。
内輪だけに通じる隠語を使うことで、利用者の帰属欲求を満たすことができます。

例)
Apple:iPad, iPhone, iOS
Starbacks:ノンシュガーダブルトールエクストラホットソイラテ
ラーメン二郎:ニンニクヤサイマシマシ

⒎ 敵対者

 何と戦っているかで、自分の立ち位置を明確にします。
Apple信者がWindowsを嫌うように、サービスの特徴が明確になり、
ブランドが強固になります。


まとめ

ブランドとは信念体系、つまり多くの人が共通してもつ観念です。
(宗教に近い)

ブランドを作るには7つの要素
ーアイコン、儀式、物語、信条、大義、用語、敵対者ーーが大切です。

より多くの要素を含むほど、より強固なブランドを築けます。

アップルがあれだけ、素晴らしいブランドを築いているのは、
要素全てを揃えています。
「proshirout.」も、この7要素を意識して作り込んでいきます。


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FUJI
1990年生、岡山県出身。画家の祖父のもと、デザインに興味をもち、津山工業高等専門学校を卒業後、大阪モード学園に進学し、住宅系インテリアデザイナーの道へ。
セルフビルドの空き家再生と不動産賃貸業を目指し、勉強中。同時に不定期立ち飲みイベント「立ち飲み 余市」を企画中。
twitter : https://twitter.com/FUJI365_tm
Instagram : https://www.instagram.com/fj_tomoki/

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