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#9 「金持ち父さん 貧乏父さん」 お金持ちになる手順
前回の振り返り
・家は資産にもなれば、負債にもなる
・資産と負債の定義は、毎月懐へお金を入れていくか、出ていくかの違い
・お金持ちになれないのは、4つの世界があり真ん中に大きな“教育”の壁があるから
あなたは一年休んでも大丈夫?
お金持ちかどうか?
それは「あなたは一年休んでも大丈夫か?」という問いです。
「左側」の世界の人たちは、どんなに優秀な医者も弁護士も国家公務員もはたまたYouTuberだって、一年休んだら報酬は入ってこなくなります。
しかし「右側」の経営者・投資家は一年休んでも、お金が入ってくるのです。
それはお金持ちかお金持ちでないかの違いです。
成功している公務員や芸能人でも、「お金持ち」ではない人がいます。
では何がそうさせているのか?
ルールが違う
ルール:税制
税金はコントロールができるかどうかが大きく違ってきます。
「左側」:収入→税金→支出(総利益に課税する)→貧乏人
「右側」:収入→支出→税金(純利益に課税する)→金持ち
この支出が先かあとかで、課税する比率が変わります。
さらに「右側」の人たちは、合法的に経費として『支出』をした
残りの純利益に課税されるので、意図的に税金をコントロールできる事になります。
これがルールに違いです。
支出の概念
そして金持ちと貧乏人は、
『支出の概念が全然違う』
ともロバートさんは言います。
貧乏人の支出:消費(資産にならないものを買う)
金持ちの支出:投資(資産になるものを買う)
前回の「家は資産家?」問題と同じですね。
つまり、買ったものが「プラスのキャッシュフロー」にならなければ、
全てCash to Trash(金をゴミに変える)だけです。
では投資でプラスのキャッシュフローになる支出とは?
株や不動産など、「自分で働かなくてもお金を作ってくれる買い物」を
お金持ちはしています。
例えば、不動産をローンで買ったとしても、
その家賃収入が「家賃>ローン支払い」になっていれば、
それはプラスのキャッシュフローとなります。
ではそれをどうやって買うのか?
資産の買い方とは?
資産は買い方は、『会社の経緯で買う』事が正解だ。
そもそも投資となる支出を個人でやろうとしていないか?
「だから大変だ」とロバートさんは言います。
それはなぜか?
最初のルールで説明した通り、税制の違いがここで出てきます。
例えば、4000万円の不動産を買うとしたら、
「税金を取られた後の4000万円(左側)」と、
「税金を取られる前の4000万円(右側)」ではどれだけ準備するのが大変か。
と考えたら、確実に「右側」の方が有利です。
これが“投資”とロバートさんは強く説明さえれています。
投資の定義
まず得られる所得に3つ種類があります。
・勤労所得 : 労働資産から得られる所得
・ポートフォリオ所得 : 株や債券などの“紙”の資産から得られる所得
・不労所得 : 家賃収入が入る不動産から得られる所得
そして投資とは、以下のように所得を変換すること言います。
「勤労所得」を、「株・債券や不動産」に変換すること
この流れを“投資”といい、
会社を作って事業の利益でプラスのキャッシュフローを作るものを購入する
ことがお金持ちになる最良の手順になります。
よく言われる「投資というと上がったり下がったりするものにぶっこんでなくなっちゃうから、貯金しなさい」は教育のミスである事が分かります。
日本の教育・文化がこのような経営者や投資家の育ちにくい環境にしてきていたのです。
日本からスティーブ・ジョブズやマーク・ザッカーバーグが現れないのも頷けますね。
ここまでで、「会社(法人)を作り、違うルール(税制)に伴って投資する」という事が分かっていたかと思います。
会社を作り、経営者になれ
経営者になるに辺り、「左側」の従業員や専門家を経ることはいい事だ、
とロバートさんは言います。
そして組織の中で“学習として”スキルを得ることは大切だが、出世をする事を目的をしないことに注意しましょう。
投資に必要なものはお金ではない
ここで慌ててお金を求めて会社を作ったり、ギャンブル的に投資する事をしないようにしなければいけません。
そしてまずはじめに必要なものは「金ではなく言葉と時間」です。
つまり“言葉=ファイナンシャルリテラシー”の事で、業界用語や専門用語のことです。
お金だけあっても、その用語が分からなければこれもまたギャンブル的であることに変わりありません。
そしてこのその“言葉”を知るために“時間”を使い学びなさい。
そのようにロバートさんは、強く書かれていました。
まとめ
・あなたは一年休んでも大丈夫?
・ルールが違う
・支出の概念が全然違う
・投資の定義は「会社を作り、違う税制に伴って投資する」
・“言葉=ファイナンシャルリテラシー”を知るために“時間”を使い学ぶべし
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FUJI
1990年生、岡山県出身。画家の祖父のもと、デザインに興味をもち、津山工業高等専門学校を卒業後、大阪モード学園に進学し、住宅系インテリアデザイナーの道へ。
セルフビルドの空き家再生と不動産賃貸業を目指し、勉強中。同時に不定期立ち飲みイベント「立ち飲み 余市」を企画中。
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