絵馬に願ひを_その2

この記事は続きからです。わけ分からないと思うので、
詳細は
Sound Horizon絵馬に願ひを_その0
絵馬に願ひを_その1をご覧ください。

ネタバレに注意。

▲カルマ
※母を犠牲にしてまで産まれたいと願ったのだろうか。


望まれて焔は産まれた。

焔は男の子だったか、女の子だったか。
その子の背負った運命とは何だったのか。


たくさんの幸せと引き換えに得られる幸せと、
たくさんの命と引き換えに得られる命。


巡り巡っている世界を捻じ曲げて、
得たものは何かだったのか。
その代償はなんだったのか。



何かを犠牲にしてまで叶えた願いには、
どれぼどの価値があるというのか。

人生とはなんだろう。運命とはなんだろう。
多くの犠牲の上に成り立つこの世界を、

ワタシは美しいと思わない。

▲誰かが生まれなかった世界

※フィクション、もしくは可能性のお話



もしも、姫子が望まなければ、
巫女は誕生しなかったのだろうか。

もしも、那美が望まなければ、
子供は誕生しなかったのだろうか。

もしも、犬彦が望まなければ
少年は誕生しなかったのだろうか。

もしも、宮比が望まなければ
少女は誕生しなかったのだろうか。



地平線の何処かで、
ワタシの産まれない世界もあったのだろうか。

ワタシの運命を狂わしたのはだれ?

▲絵馬に願ひを

※それは祝い。あるいは呪い。


果たして、
父の病を治したいという巫女の願いは叶ったのか。

想いの人と結ばれた彼女その後の人生は

猫の病気を治した彼のその後の人(猫)生は


たとえ運命が変わろうとも、
物語は続いていく

めでたし めでたし。


※以上↑プロローグ



この結末に不満があるなら何度だって廻り直せば良いじゃない。

※以下↓本編



Sound Horizon『絵馬に願ひを』
感想と考察でした。
2021/01/24、更新。
文章を整えて、少し追加の文章入れました。
おそらくこれで完成。

△△△

あとがき:
この世界には、八百万の神様がいらっしゃいますから、
ろーらん神群には、とても万能な神様がいらっしゃるのでしょうね。