令和5年4月23日

いわゆる『AIアート』(基本的には1から創作するタイプのものではなく、人間が創作した著作物を学習した上で出力されたイラスト類や、既存の画像を一時的に学習した上で別スタイルの画像として出力されたイラスト類を指す)というものは、最近量産されすぎて食傷気味になっている。
著作権に関わる問題をまず論じるべきなのだろうが、そもそもAIが出力する画像は「不自然」「画一性」という側面から共通しているものである。その2つをAIが克服しない限り、人間が「ネタ」として大喜利のもとにしたり人間の美意識に訴えかけたりすることはまだまだ難しく感じてしまう。