見出し画像

STARTING OVER

仕事を辞めた。

仕事はとても面白かった。これまでアルバイトや派遣社員で転々としてきたが、会社に勤めた中では1番面白かった。

ではなぜ辞めたのかといえば、給料面とイライラに耐えられなくなったことが大きい。辞めると決めたきっかけは些細なことだが、積もり積もった不満が爆発してしまった。情緒不安定になることも多く、そんな自分が嫌になったのだ。もっと穏やかでいたいと思った。

そんなにひどい会社なのかというと、長く勤めている人が多いので、単に自分に合わなかった、ということだと思う。ちょうど契約更新のタイミングだったので、更新をしないことにしたというわけだ。

仕事は本当に面白く、やりがいもあったので辞めると決めてからも少し悩んだが、辞めてからあれこれやりたいことを考えると楽しくなった。辞めていいのだ。これまでも何度も辞めたいと思っていたが、仕事のことを考えると決断できなかった。契約更新のタイミングじゃないときっと辞められなかっただろう。これでよかったのだ。そう思った。

辞めて、自分の好きなことをやろう。やりたいことをやろう。そう考えると、驚くほど穏やかになって、残り数日の仕事も頑張れた。めいっぱい仕事と引き継ぎをして辞めてきた。

わたしは昔から自分に自信がない。どうやらアダルトチルドレンらしく、親の影響が大きいようだ。思考のクセを治さないと自信はつかないらしい。

ここ数年は本当に生きづらく、友だちともほとんど会わずに夫とばかり遊んでいるのだが、いい加減向き合わないとまずいと思った。このままではどんどん自分を嫌いになる。どんどん生きづらくなる。それは嫌だ。

自分を好きになりたいのに、自信が欲しいのに、アダルトチルドレンだと気づきながらずっと自分と向き合えずにきた。だからいいチャンスなのだ。

「自分のご機嫌をとることより大事なものなんてない」と、ある人が教えてくれた。まるで自己中みたいだが、今は自分のご機嫌をとることを1番に考えたいと思う。

仕事を辞めることで、この1年わたしのストレスの1番の原因から解放される。これは自分を好きになるための一歩なんだ。とにかくやりたいこと、好きなことをやる。そう決めた。

これは、わたしが自分を好きになるまでの記録である。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?