宝探し

6/1(土)
怒涛の1週間の疲労による被害は甚大だった。
授業準備による眠れない夜、校外学習の疲労。さすがに昨日は早く寝た。今日の午前中はほとんど何もせず一生寝てるかゴロゴロしているかだった。
だが、これ以上怠けるわけには行かない。研究授業用の学習指導案はほぼノータッチ、授業も残り2回分が未完成。嘆いている暇もなく昼からは授業準備に勤しむ。
とりあえず研究授業のパワポ、ワークシートはほぼ完成した。1日家にひきこもっていると気が狂う。夕方少し散歩に出かけ夜は残り2回の授業準備へ移る。だが、これがなかなかの曲者であった。教科書があるので授業内容は容易に考えられるのだが、いい導入が思いつかない。この実習で感じたのは正直教科書内容を教えるだけであれば誰でもできる。いかに生徒に話を聞かせられるかが中学校においては鍵を握る。特に社会という教科は。
そのため、導入で心をつかむことがとても重要である。
大学でいちばん面白いと感じた「地誌学」の授業もこの構成に似ていた。導入段階で実生活における例を示すことで興味を持たせ、その現象に対する地理的な要因を授業内で解説していく。
長々と書いたが、つまりまとめると【導入】が全てを握っているということだ。いい導入を作れると流れで授業も上手くいく。この導入を作れる教師の授業は面白く、僕のような青二才にはいい導入をぱっと思いつくことが出来ない。
そのため、今日の夕方以降一生導入について悩み続ける羽目になった。結局今日これ以上考えても仕方ないと感じ、風呂に入ってからは別の授業の準備へと移った。こちらはまあいい感じのが思いついた。これでやっとプラマイ0。とりあえずまずは明日こっちを完成させ、残り1つについては明日リフレッシュした頭でもう一度考え直したい。

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