2024/5/4 東京10RメトロポリタンS

超小頭数なレース.不確実性が少ないために,正しく馬の適性を評価することが勝ちに繋がる.得意分野なので,ここは必ず仕留めたい.

展開:レッドラディエンス,バトルボーンが主張する縦長隊列.
TB:直線が長いので,後方馬にもチャンスがある.逆に,スローペースでなければ逃げ馬は目標にされるので差し有利.

2022年メトロポリタンS:
後のG3馬ウインマイティーが人気薄でそのまま4着と,中々波乱のあるレース.この時ウインマイティーは逃げており,1600mからのグレンガリーに競りかけられての11秒台ラップが厳しかった.

2023年メトロポリタンS:

全頭評価

  1. ディナースタ
    2000-3000を主戦とする.スタート得意で,ポジションの安定感がある.
    前走OPクラス阪神2600mは,差し展開になりキレ負けたが悲観する内容ではない.3勝クラス突破時は,スローな2番手が展開向いた様子.
    今回恐らく3番手の競馬で,前崩れの展開になればあってもおかしくない.
    総評:東京2400の瞬発力勝負の舞台が不向き.前崩れの展開になればチャンスある.相手には入れておきたい.

  2. レッドラディエンス
    初の2400mが不安要素.スタート早く,逃げる可能性が高い.
    前走東京2000m3勝クラスが強く,58kgを背負って好メンバー相手に東京競馬場で上り33.1の逃げ切り勝ちしている.今回は1kg減でチャンス
    2走前もドゥレッツァと好勝負しての2着であるし,2000mでは実力上.
    総評:逃げてそのまま勝ち切れるかは不明だが,安定して着内に入る力は間違いなくある.軸としては少し不安だが,相手には必須.バトルボーンよりも人気は低いが,着内率は高いと思われる.

  3. ショウナンバシット
    4歳世代のクラシック健闘馬.レベルの高い重賞ばかり出ているので,ここは試金石の一戦.
    前走阪神大賞典ではずっと外を回し続け,豊富なスタミナを見せた.
    ジャパンカップでは超一戦級のメンバーにボコボコにされるも,ディープボンドと良い勝負.日本ダービーは後方すぎて競馬になっていなかった.
    総評:馬柱は汚いが,リステッドならば通用しそう.だが,馬場が渋った方が得意で,実力も際どいところ.旨味を出したいなら,消しても良い一頭.

  4. グレンガリー
    障害レースからの復帰.2022年のメトロポリタンSは悪くない競馬をしていたが,9歳馬で上積みもなく,調教も計測不能.ここは消す.

  5. ニシノレヴナント
    2400mの舞台は得意としている.豊富なスタミナと,33秒台の脚を使えるキレを兼ね備えており,今回も好勝負は必至.
    東京2400mの実績もあり,左回りも問題ないだろう,斤量+2kgが不安
    比叡S:キングズパレス,ディナースタに敗れたが,物凄い差し脚で入着.東京コースは強みになる.
    グレイトフルS:上り最速のマクリで1着.強い相手を撃破.
    青葉賞:直線で不利受けたが善戦.
    総評:展開待ちにはなるが,東京の長い直線で,突っ込んでは来てもおかしくない.相手には入れておきたい.

  6. バトルボーン
    初の2400mが不安要素.
    条件戦を駆け抜けて一気にオープン入りした素質馬.倒してきた相手も強く,2000mでは敵なし.斤量増加がない分,不安要素は少ない.
    白富士S:先行3番手から上り3位の脚を使える豊富なスタミナ.負けた相手は格上の素質馬で仕方なし.
    総評:1人気だが,スローペース2番手で絶好な展開を得る可能性が高い.相手には入れておきたい.

  7. シュバリエローズ
    後方で脚を溜めるタイプで,距離延長は苦にしなさそう.
    34秒台の上りを要する条件が合っており,東京の良馬場は今一つ.
    京都新聞杯:スタート良く3-4番手から先行.4着だがほぼ3着と差はない.
    総評:今回は条件が向いているわけではない.34秒台の上りがかかる条件で再び買いたい.

  8. メロディーレーン
    8歳長距離馬.万葉Sはかなりレベル低かったため,東京コースの瞬発力勝負は合わない.ここは消し

枠,展開,斤量などの面から,今回はバトルボーンよりもレッドラディエンスに軍配が上がると考える.
◎レッドラディエンスとして,馬券を組み立てて行きたい.ニシノレヴナント,ディナースタは積極的に相手に取り入れよう.


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