Radio, someone still loves you -1
『ラジオよ、これからも永遠に!』
さて、記念すべき初ブログのテーマは「ラジオ」である。
というのも、どんな趣味もだいたい半年で飽きる私が、なんとなく続いてる趣味が「ラジオを聴くこと」なのだ!
今回は、そんなラジオと私の出会いについて書かせて頂きます。
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中学生の頃、青色のウォークマンを親に買ってもらった。
当時のウォークマンにはFMラジオが聴ける機能があり(今もあるのかな?)、私はそこで初めて「ラジオ」というものに出会った。
周波数を合わせてみる。
どこから発信されているのかも分からない、音楽と誰かの話し声。
私はまるで、自分しか知らない秘密基地を見つけたような気分。
世界がちょっと開けたような気がした、中学1年生の秋だった。
中学生の時はとにかく夜眠れなくて(というかその頃って、夜になってもずっと起きていたくてしょうがないお年頃だったのだ)、布団を被りよく深夜ラジオを聴いていた。
私の家には子供部屋が無い。隣で母親が寝ていたもんで、母親にバレないかとヒヤヒヤしながら聴いていたものよ。(バレると「早く寝なさい!」と怒号が飛んでくるからさ…汗)
布団の中は真っ暗闇。
光を放つウォークマンの液晶画面。
イヤホンから流れるラジオ。
頭の上まで布団を被っていると、だんだん顔が熱くなり息が苦しくなってくる。
その頃は毎晩「SCHOOL OF LOCK!」を聴いて、それでも眠れない時はその後やっていた「JET STREAM」を聴きながら寝落ちしていた。
特に「JET STREAM」は妙に印象に残っている。日本航空提供のラジオ番組で、パーソナリティは「機長」と呼ばれていた。機長は世界中のあらゆる国や都市のことを話してくれて、私を知らない世界へ連れ出してくれた。
まさに「You made us feel like we could fly(空も飛べるような気持ちにさせてくれた)」である。(あ、これQueenの「Radio GaGa」の歌詞ね。ついでに今回のブログのタイトルもそうです。)
そんなこんなで毎晩「夜間飛行」に出かけていた私は、中学時代ほぼ毎日寝不足だった。
そのせいか、私の身長は158cmで成長の終わりを迎えた。
…成長期はしっかりと寝るべきである。
でも、真っ暗な布団の中でこっそり聴いていたからこそ、ラジオの思い出が強く残っているのかもしれない。
そしてあの日々があったからこそ、今もなお趣味でラジオを聴き続けている自分がいるのかもな…と思う今日この頃です。
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今回は自分語りで終わってしまったので、次回はおすすめのラジオ番組についてちょっと書こうと思います〜スンマセン。
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