チーバ君の目元は、いつも少しだけ笑っている

千葉県のキャラクター、チーバ君
千葉県の方は、自分の住んでいる場所を
チーバ君の体の部位で例えると云う。
出張で訪問した、チーバ君のお尻の辺りで仕事している後輩に教えてもらった。

「色んな場所で演奏したい」

僕が歌い始めた原動力の一つ。

そもそも、別に人前に立つ事が目的で、
楽器を始めていない。
ギターのドレミを教えてもらってから、
1人で弾くだけで充分楽しかった。
社会人バンドに誘われて入って、5年間、
毎月スタジオで集まって音を出すだけで充分。
充分楽しかった。

自分で曲を作るようになって、
「それだけで」という曲が生まれて、
「照らす」という曲が生まれて、
自信を持って沢山の人に聴いて欲しい。
そう思える曲が出来たことが一つ。

その頃には、大阪で月一くらい定期的にライブするバンドでギターを弾いていたのだけれど、毎回同じようにライブする事がたまらなくなって、
出たことの無い場所で演奏したいと自覚するようになっていた。

チーバ君の目元、柏の駅までは東京駅から1本。

そんなことも知らなかった。

「色んな場所で演奏したい」

東京から1時間でも、「千葉と言ってもすぐに茨城県」と言われても、

「色んな場所で演奏したい」僕の夢が叶った土地になった。