生きること自体が目的

生きるという目的が自分で出来る以上の事は絶対に必要な事とは言えない。
生きる事が出来るとは、つまり何でも出来るといって良いといえる。
何でもできるという認識のはばについて、区切りを設けないという事は、どこまで出来ても、何も出来ていないという意識になってしまう。
そうした自虐的な精神状態では幸福を感じる余裕がでない。
本来、生命体としては、自立して生きる事が最大の目的であり、それが出来ること以上は実は求められていない。
親になる事まで全ての生命体が求められるのではなく、より強く生きれる生命体が、子孫を残す事をする事で、環境により適した生命体が残る事に意味がある。その環境下で子供を欲しいと思うものが育てる事が自然といえる。社会が子供を欲しいと希望するならば、その環境を社会として整備する必要がある。
人間とはこうあるべきだというような考えの根底には人間と他の生命との差別心があると感じづにいられない。

自己実現や目標やスキルアップといった自己啓発については、そのことに興味のある人が行うものであり、絶対的な価値ではない、もし会社などでリーダーシップを発揮しなければならない場合に、自己啓発にあるたぐいの言葉を周囲への大義名分とする時にでも、そうした差別心がベースにあるから人格否定をしているのではないかと感じる為、そうした事を肝に銘じて指導やアドバスをすることにしている。

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