愛される建築の創造

愛したくなる愛着の湧く心に響く建築の創造とはなにか、近代建築の巨匠で、美の創造を分析し実践したルイス・カーンの言う、建築の創造における、無から有を生み出す創造の原点とは美の原型を如何に顕在化するかを考える。
美とは、無意識に人を引きつけ、それは、無条件に共通の集合的無意識の中には、人間が共通して感動する、美の原型があり、人は、これまでの歴史のなかで、創造してきた美を模倣することなく、まったく新しい美を生み出すことができ、その美の創造は未来えいごうつきることはない。
その方法として、意識の範疇ではなく・・・(ここではちょっと長い話になってしまうので省略。またの機会に、、)が必要となる。

私見として、意識はエゴの潜む個人の中に属するもので、無意識の範疇とは自己のコントロールの範疇にない、他者との関係の中に存在するものではないかと、考える。
つきることの無い他者との出会いという無限の形のなかで、そこに生まれる新しい刺激と信念や思いの反応により創造の世界が展開される。
複数の個人の無意識の共鳴により、無意識の範疇より、美の原型を取り出すことができ、無意識の範疇での創造を可能とすると考える。
自分がそうした他者と無意識のレベルで共鳴させ、美の原型をとりだすということの方法について考えるとまさに、それは、win winの関係における、第三のアイディアこそが、集合的無意識における、創造に繋がると直感しているのである。建築創造におけるwin winの適応には、7つの習慣の修得とともに、建築創造におけるプロセスとしての習慣として整することが必要となると思うが、たたき台としての書籍として期待がある。

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