コンタクトレンズ屋のゆっくり接客に耐えられない話

私はせっかちだ。紙に書いてあるだろってことを再度質問されるとイライラする。
面接や仕事などの、細かいニュアンスなら全然わかるのだが、買い物での場面でコンタクトレンズ屋はわざとなんかってくらいゆっくりやってくる。早いのはプライスコンタクトだけなんじゃないかといういう気すらする。

例えば病院の薬であるとか、体に影響が出るようなことならまだわかるが、コンタクトレンズ屋は「いや、お前の手元にデータあるやんけ?」、「そして見え方問題ない言うてるやんけ?」、「そのお手元にあるタブレットやPCから住所変わってないって言うてるやんけ?」ということを再度紙に書かせてくる。
医者が目の調子をしっかり診るのは必要だと思うけど、手続きに時間がかかりすぎだ。

「急いでます!」とわりと早口かつ威圧感を出さないかぎりゆっくりする。

アイシティで細々紙に書いてあることを聞かれたときに、「いや、書いてありますよね?住所も度数も変わってません」と言い放ったら店員は結構困っていた。
とくに長い&外でのチラシ配布との割引率がやたら違うことが多いので、もう二度と行かないからいいけど。

懇切、丁寧とゆっくりって違うんじゃないだろうかといつも思う。

あとコンタクトレンズは新規とリピーターだと割引率が違いすぎる。
たまに協和コンタクトは感謝セールしたりするが。

FA時のホークス杉内俊哉の言葉が頭をよぎる。
「携帯電話と同じですよ。新規には優しく、既存にはそのまま」

FAする気満々なのも、固定給を求めているのも悲しかったけど、皮肉の気利いた発言で、人間味丸出しの杉内のことを正直好きになった。

小心者のわたしにはこんなこと言えない。
腕一本で食っていた男のかっこよさだと思った。

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