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【東京CSベスト16】シャンドラの灯をともせ!カルガラ奮闘記⚡【ワンピースカード】

割引あり

はじめまして金欠と申します。名前の由来は本当に金欠だからです。
「ベスト16でcsプリンゲットしたから金欠じゃないじゃないか!」というコメントは聞いていません()

東京csにて黄カルガラを使用し、運よくベスト16に入ることができました。
初めてエリア予選で結果を残せたので思い出として、カルガラについてまとめようと思います。

私は金欠の味方なのでデッキ解説までは無料となっています!ただ、各対面での意識・採用候補カード・当日レポートについては申し訳ないことに有料になっています。私のカルガラの全てを詰め込んだので、お金に余裕のある方はそこまで見ていただけるとありがたいです…!
無料部分でも十分な量がありますので、通勤、通学の暇つぶしと思って読んでいただければ幸いです。

~追記~
6/28 新構築について追記しました。
7/4 「細かい回し方」「新・VS赤紫ロー」を追記しました。


■はじめに

自分の過去の戦績について簡単に載せておきます。

・スタバ優勝 n回
・フラシ優勝 1回 ベスト8 n回
・2023 1次エリア 3-3(赤ゾロ)
・2023 2次エリア 4-3(緑ウタ)
・非公認優勝経験なし 

(※nは自然数)

戦績を見てもらったらわかる通り、スタバは優勝できるけど、フラシと非公認は優勝できないよねってぐらいの実力です。中級者以上、上級者未満といったところでしょうか。
ちなみにカードゲームは小学生の時にデュエマをしてただけで、ワンピースカードは友達の影響で3弾(強大な敵)から始めました。

■なぜカルガラを選んだのか?

ここではカルガラを選択した経緯について話していきたいと思います。
エリアが東京に決まり、デッキはその2週間前の広島の結果をみて決めようと思いました。

・広島エリア予選を経て

wave1一発目の広島エリア予選、その決勝トーナメントの分布がこれです。

あ、青ドフラ!? な、なんでもいるやん!!!

この結果を見て、「あれ、どんなリーダーでもいけるんじゃね?」と思いました。(実際には赤紫ローが一強だったのですが、、、)
そのため、「一つのリーダーに絞って極めれば勝てそう」と思い、この方針で今回のエリアに挑むことを決めました。

・どのリーダーに絞るのか?

まずリーダー候補としてあがるのは、tier1と言われ、広島で決勝トナメ進出率が高い「赤紫ロー・ルッチ・黒黄ルフィ」です。
しかしながら、私はこのどれもを候補には入れませんでした。
理由としては以下の3つがあります。

①練習時間が少ない
②ミラーで自分よりうまい人に勝てる自信がない
③この3リーダーを想定して練習している人が多い

(け、決してお金がなくて組めないんじゃないからね!)

①練習時間が少ない
体育会系の運動部に所属している理系大学生なので、練習時間があまりとれないことはわかっていました。そのため、短時間の練習でもうまく回せるようなデッキを選択する必要がありました。

②ミラーで自分よりうまい人に勝てる自信がない
冒頭で述べたように、自分は非公認大会で優勝したことがありません。そのため、非公認大会で優勝しているようなうまい人に当たった時にミラーで勝てる自信がありませんでした。そのため、少ない練習時間でもうまい人も倒せるようないわゆる初見狩りデッキを使う必要がありました。

③この3リーダーを想定して練習している人が多い
広島・愛知でエリア予選で完走した人は必ずと言っていいほどこの3リーダーに当たっています。そのため、東京大会でもこの3リーダーを想定して練習している人は多いだろうと予測しました。そのため相手の想定しないリーダーで意表を突くのが時間のない自分にとって勝てる戦略だと思いました。実際、エリア予選では「カルガラ、やったことないです」や「カルガラよくわかんないな~」と言われニチャついてました。

上記の理由から私はリーダー候補として「赤ゾロ(動物型)」「赤紫ルフィ」「カルガラ」を上げました。そこからはXで魂のエゴサタイムです。

魂のエゴサタイム

検索方法は、「🔎赤ゾロ 広島」「🔎赤紫ルフィ 広島」「🔎カルガラ 広島」「🔎広島 完走」などです。
色々調べてみた結果、カルガラで7-2している人を見かけました。赤ゾロ、赤紫ルフィでエリア予選を完走している人は見つからなかったので、カルガラにデッキを絞りました。

■カルガラ調整日記

・2週間前~1週間前 カルガラ試運転

広島で7-2しているリストを参考に以下のカルガラを組みました。

ノーランドなし!?ノ、ノラ!?

当時、ノーランド入りが流行っていましたが、完走者様は入れていなかったのでそれを信じて自分も入れずに試していました。当時の自分は、「ノーランド、引けなきゃ弱くね?」などとふざけたことを思っていました。
ちなみにノラを入れていた理由は赤紫ローに7000ラインが強いと聞いたからです。実際には一回も出さずに1000カウンターとしてしか使いませんでした。ちなみにこのリスト使ってスタバに出た結果がこちらです。

このスタバで負けたのはルッチだけでした。盾1000要求まで持っていきましたが敵わず…。最後に焔裂きがあれば確定リーサルでした。手札にはアッパーヤードがあったのでアマルを入れていれば…。と後悔しました。
この結果をもとに、リストを以下のように変更しました。

フランキー×1 ノラ×2 ⇒ アマル×1 ゲンボウ×2

ノラがもはや1000カウンターになっていたので同じ1000カウンターならとリーダー効果で出せて、5ワイパーでも回収できるゲンボウを採用しました。
アマルは負け試合で焔裂きを引けなかった悔しさ&空島サーチでワンチャン作れるので入れました。
この構築も悪くはなかったですし、ゲンボウもノラより使い勝手はよかったのですが、何かが足りませんでした…。

・1週間前~ ノーランド上陸

カルガラを調整している中、「シンガポールでカルガラが予選全勝&準優勝した」ツイートを見つけました。また、愛知エリア予選も「🔎カルガラ 愛知」とエゴサしたところ、愛知エリア予選でもカルガラが7-2しており、どちらの構築にもこの男が入っていました。

の、ノーランド!!

ノーランドがジャヤを救ってくれたように、ワンピースカードでもノーランドがカルガラを救いました。

空島編、もう一度読みたい
(ONE PIECE 31巻 〝ここにいる〟尾田栄一郎)

そんなノーランドが上陸した構築がこちらです。

ノーランドのパラレルほしい。それはさすがに買う

こちらがエリアでも使用した構築となっています。
シンガポールの構築の1枚違いとなっています(大地は敗けない⇒フランキー)
たつや杯(非公認)では決勝負けの4-1。スタバでは4-0優勝でした。

ちなみにこの時点ではたつや杯の決勝でしか、赤紫ローと対戦できていません()さすがに赤紫ローの対策をしなければならないので、赤紫ロー自信ニキにフリーをしてもらいました。結果は1勝6敗。さすがに自信を失いました。

というわけで残念ながら赤紫ローは不利です。正直有利と言いたいところですが、不利です。ただ、1勝6敗に1つだけポイントがあります。
この1勝、実は初戦なんです。そのため、初戦しかないエリアでは意外と勝てるのでは?と思いました。そのため、フリーで自信を失ってもカルガラを信じてエリアに挑みました。
余談ですが、フリーでは黒ルッチ自信ニキに0-2、他の赤紫ロー自信ニキに0-2しています。フリーしていただいた方々が強いのはもちろんありますが、正直、エリア予選の結果はかなりの上振れと相手の下振れを引いたように思います。

■デッキ解説

金欠なのでパラレルなんか使えません!

・カルガラはどんなデッキ?

自分が思うに、カルガラは5000以上のキャラの大量展開で相手のリーダーに総攻撃を仕掛けながらも、ノーランド+カウンターイベントで耐久するデッキだと思っています。3,4弾の白ひげ軸の赤ゾロの4マルコ+ラディカルガーポのイメージです。
赤ゾロと違う点はホーリー以外、キャラのパワーが6000以上なのでキャラが殴られてkoされることが少ない点があげられます。そのため、赤ゾロに比べてキャラが盤面に残りやすいです。

・目指したい動き

基本的にできる限り多面展開することを意識します。
ちなみにこのデッキの主役はオームホーリーといっても過言ではないぐらいオームホーリーが重要です。
〇先行の場合

先3はリーダー効果で4ワイパー、先4は手からオームホーリーも〇

〇後攻の場合

後3に手からオームホーリーも〇、エース出すなら盾を受ける

この動きを目指して、シュラやアッパーヤードをプレイしていきます。

・マリガン基準

マリガンの最低ラインをのせていきたいと思います。
カルガラはすべてのリーダーに対して「オームホーリー」を目指してマリガンをします。
サーチ札が2種あり、ライフからドローもできるため意外と緩いマリガンでもオームホーリーが揃いやすいです。基本的に、サーチ札はあればあるだけいいですし、オームホーリーが揃っていたらキープしてもいいぐらいです。
〇先行の場合

先行は3ターン目にワイパーオームホーリーを決めたいので、ワイパー or オームとサーチは最低限ほしいです。初手にワイパーオームホーリーがそろっているならサーチがなくてもいいです。

〇後攻の場合

後攻もオームホーリーを目指しますが、サブプランとして4ワイパーホーリーも狙います。また、後攻3ターン目のことも考えて5コスワイパーかカルガラがいると気持ちが穏やかになります。

ちなみにですが、配信卓のあの手札、後攻だったら絶対キープですが、先行だったらワイパーオームホーリーを目指してマリガンしたほうがいいかもしれません。今までに見たことない手札だったのでついワクワクしてキープしてしまいましたが、ワイパーオームホーリーを目指すプレイが赤紫ローに勝つうえでは重要です。

・プレイする際の注意点

カルガラは細かいプレイで出力が変わるので、一応自分が意識していたことを書きます。これが正しいかどうかはわからないです。カードゲームがうまい人にとっては当たり前のことだと思うので、カードゲームがうまい人は飛ばしてください。

①基本的にはリーダー効果を使用してから手からキャラを出す
理由としては、
①盾から一枚引くことで手から出すキャラの選択肢が増える
②トリガーケア 
が挙げられます。手から出すキャラがいない or 4ワイパーしか出せないときは、サーチを出してリーダー効果で出せるキャラを探す時があります。

②シュラとアッパーヤードが手札にある場合、アッパーヤードから出す
理由としては、
①5ワイパーとのくっつきがいい
②シュラを1000カウンターとして使いたい
(特に赤紫ロー対面)
が挙げられます。特に後手は1ターン目にアッパーヤードを出さないと、理想ムーブをした場合にアッパーヤードを出すタイミングが3ターン目までありません。

③カルガラが1枚しかない時はあえて温存することがある
カルガラが手札にあると、脳死で出したくなってしまいますが、一回立ち止まってみてください。(特に後攻3ターン目)理由としては、
①カルガラが除去されてノーランドでライフが増やせなくなる恐れがある
②5ワイパーのようなカウンターレスがかさばるのを防ぎたい
が挙げられます。特に②はあるあるでアッパーヤード大好きおじさんこと5ワイパーが手札に渋滞しているときは、カルガラが手札にあっても、5ワイパーを出したりします。

④サーチした際、山の中身を覚えておく
すべてを覚えろとは言いいませんが、キーカードは覚えておくといいです。
私は「5エース・焔裂き・アマル・ホーリー」あたりは意識して覚えておくようにしました。例えば、デッキに2枚しか入っていない「焔裂き」と「アマル」がすべて山の下に行ったときは、4コスブロッカーをレストにできる方法がないのでレスト札なしで勝つ方法を考えてプレイすることができます。エリア予選本番でも、この意識を使いました。(役には立ちませんでしたが…)

⑤ドンを余分に余らせる。
配信卓の最後にやっていたプレイがこれです。リーサル以外の時は極力ドンを余らすことをオススメします。というのもカルガラはカウンターイベントが豊富なのでライフから引くことが全然あります。他にも、相手に起き上がっているドンを見せることで(たとえ持っていなくても)カウンターイベントを持っているように思わせることができます。

⑥終盤、大地は敗けない!!!を使うときは自分のターン中にアッパーヤードを出さない
アッパーヤード、脳死で出していませんか?
もし手札にノーランドがあってカルガラを回収したい時のように、必要なカードがある場合であれば出してもいいと思います。ただ、カウンター値を拾いに行くならちょっと待って。大地は敗けない!!!の追加効果で出しましょう。1ドン浮かせることができます。その浮いた1ドンでカウンターイベントをもう一枚構えたり、キャラにつけて相手に圧をかけることができます。

・各対面の相性

カルガラは出力にムラがあるデッキです。今回は先ほど述べた理想の動きをした際の各対面への相性を乗せていきます。練習時間が少ないので体感の相性となっています。参考程度にしてください。

・赤紫ロー 先 不利 後 不利
・ルッチ(エニエスなし) 先 微有利 後 五分
・ルッチ(エニエスあり) 先 微不利 後 不利
・黒黄ルフィ 先 不利 後 微不利
(ノーランドの枚数次第では五分 or 有利)
・エネル 先 有利 後 ガン有利

正直、全体面有利と言いたかったです…!!(血涙)
これを見てわかる通り、tier1デッキには理想の動きができてもなお、軒並み不利です。しかしながら、カルガラ特有の動きに対する理解がない相手にとっては微不利が五分に、五分が微有利になります。ここがサードデッキの良い点ともいえるでしょう。
また、tier1デッキのメタであるエネルには理想の動きができなくても有利がとれるので、今後エネルが増えるのであれば選択肢としてありだと思います。エリア予選ではなぜかエネルに負けましたが…。

正直、本気でエリア予選に勝ちたい&練習時間が十分にあるのであれば赤紫ローをおススメします。ただ、時間がない。強い人に勝てる自信がない。ワンチャンを狙いたい。ような人にとって、カルガラはめちゃくちゃおすすめのデッキとなっています。回していて楽しいし。何より安い!!
ちなみに有料部分に記載されている、当日のレポートには私のとんでもない上振れと対戦相手の下振れ、または初見狩りの記録が記されています。このぐらい上振れる自信があるなら握っても損はないと思います。


以上が簡単なデッキ解説になります。
苦しくも配信卓では破れ、シャンドラの灯をともすことはできませんでしたが、カルガラの存在を世間に知らしめることができてとてもうれしく思います。この先のエリア予選でシャンドラの灯がともると幸いです。


以降では各対面での意識・採用候補カード・当日のレポートについて書かれています。
少しお高めな金額設定で申し訳ないですが、デッキ作成費が安い分、購入していただけると幸いです_(._.)_

■各対面での意識

vs赤紫ロー

面がいい

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