![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/138990305/rectangle_large_type_2_40ccf207f4e390cb7f15810315409afc.png?width=800)
0♾️地点③
静かに広がる湿疹は、
激しさはなくとも
頭皮、顔、乳首や陰部、肛門までありとあらゆる箇所に新たに静かに
容赦なく出現し続けます。
入院前から肝臓がとにかく弱っているのだろうと機能をサポートするサプリ。
皮膚に関わるありとあらゆるもの。
解毒、血流、ビタミン…
売れるほどの多種多様なサプリを摂取していたことは、湿疹の出現を静かでゆっくりとしたものにしてくれていることには貢献してくれていたかも知れません。
それでも、
「原因不明」「難治性」
ゆっくりではあるものの、出現の止まらない新たな湿疹、ステロイドや抗ヒスタミン薬以外に対応の術がほぼ見つからない痒み。
仕事も辞め、収入も無く
身体や皮膚のためにと模索、購入しまくった、サプリ、スキンケア、寝具類…
それらのカードの支払い額だけが湿疹と同じように静かに着実に増えていきました。
退院したらゆっくりだとしても確実に楽になっていく、数年越しの包帯やガーゼ生活から解放され、どこもなんともない身体になって明るい未来!!
期待していた状態とは程遠く、予想を遥かに超えて来るシビアな現実に、じわじわとメンタルも弱り時間だけが過ぎました。
そんな時、YouTubeで窪塚洋介さんがさとうみつろうさんと対談している動画に出会いました。
さとうみつろうさんは友人に教えてもらって、とても興味深い活動をされている方で動画もよく拝見していたのですが、窪塚さんと対談?と意外でした。
そして、実は
窪塚洋介さんは自分にとって
命を繋いでもらったと言っても過言ではない方だったのです。
このnoteのマガジン「ゾンビの光」にも書いているのですが、昔、父が亡くなり、自分も生きて行く自信を失って、
「とにかく何か残さなければ…」
そうやって必死で生み出していたものがあります。
文中では「ビーズ」と表現していますが、正確には
「誰かのポケットの中に入っていたら、少し安心できるような、勇気が出るような
何か御守りのようなもの」
そんなものを作って、どこかにいるかもしれない、必要とする誰かに届けられたら。
そんな想いで、絵を描いて、それを雛形に刺繍したハンカチを売ろうとしたことがあったのです。
ここでちょっと。。。
そもそも自分は
「美しく動く人に癒され、パワーチャージされる」
みたいな、ちょっと変な特性的なものがあり
癒されるだけでなく、何かをやる・生み出す時のアシストとして
その頃はジェット・リーの映画などでその美しい動きを観まくっていたのですが、
同じくらいの効力が窪塚さんのジャンプキックや動きにはあって、ちょっともうエンドレスというくらい
走るクボヅカ
飛ぶクボヅカ
飛び蹴りクボヅカ
などを見させていただいていました。
そして当時はレゲエミュージシャンもやってるということで聴いてみたところ、その声が、メッセージが、あまりにもストレートで、一切の濁りみたいなものが無かったのです。
自分はあの当時
間違いなく
今と同じ、人生の0地点でした。
窪塚洋介さんの動きと歌声、メッセージ
大袈裟ではなく、あの時自分は消えて行く方へ向かっていた矢印を
「生きる」方へ、
やさしく
でも、とても力強く
向けてもらって、今ここにいます。
そして今回また、この0地点で窪塚さん。
再会した窪塚さんは言っていました。
「腸活。とにかく腸」
昔、死ぬほど聴きました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?