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【映画】僕が宇宙に行った理由

Amazon Primeにて、配信直後に即買いしました。

いや、まさか人生で最初のAmazonでのネットショッピングがこんな奥深い映画になるとは思いませんでしたよw

恥ずかしながら、オンライン決済やネットショッピングに関わる操作についてはまだ不慣れな状態で、訳も分からず購入ボタンをポチ。

後になって課金され請求書が届いて親に叱られるというパターンです。
無邪気さと葛藤そのものです。
でも、映画の登場人物が抱く感情もまた、小異はあれど、だいたいは一緒だと思います。
身体が大きくなっても、失礼を承知で言えば"幼稚な夢"を捨て切れなかった男どうしであり、当初想像していたのと違う形で映画に感情移入してしまいました。

本当に可能性の低い絵空事のような未来図ではありますが、僕自身も、子供の頃に地球が丸いという事を知ってから、その外の世界に興味を持ち、前澤さんのように死ぬまでに宇宙に行きたいと思っています。

そのために、まずは今の会社で社長就任を目指し、他社からも仕事を引き受け、宇宙に行くための高額な旅費を捻出します。

体力を付けるために1日10分でも良いから散歩したり、1回だけでも筋トレしたりして、訓練を受けるに支障のない身体を作ります。

活動の発信という社会的責任を全うし、それに支障のない表現力および人格を磨きます。

やる事てんこ盛りで絶望しそうだけど、何もしないで歳を食うよりは絶対いい。

小さな頃の夢は忘れる事はあれど、消えて無くなったりはしない。
ふとした瞬間にフラッシュバックしてしまう。
やらなければいつか後悔するという呪いが、社会人になって様々な願望と重い責任を抱えた自分に容赦なく襲って来る。

映画の内容としては、訓練の様子やソユーズの打ち上げシーンももちろん感動的で心揺さぶられるだけの出来栄えではあったが、個人的にもっとも感銘を受けたのがISSからのアンドッキングのシーン

努力して叶えた念願の夢が終わってしまうことの儚さが見て取れ、夢は叶える事よりも叶え続ける事の方が難しいという、密かな座右の銘が確信に変わった。

たくさん努力して念願の夢を叶えたとしても、それを持続するのはもっと難しいという人生あるあるの儚さに、感銘せずには居られなかった。

前澤さんのような億単位でバリバリ稼ぐ大富豪ならそうした立ち直りは楽勝かも知れないけど、豪雨の日にディズニーランドから泣きながら夜行バスに乗って地元に帰る幼き思い出が蘇った。

前澤さんと僕は全く価値観の異なるタイプ。

でも、繊細な心と誠実さには自信があります。

もし行く場合は、前澤さんとは違う独自のコンセプトで、発信して行きたいと思います。

どんなコンセプトにするかは、これから考えます。

別に、億万長者になりたい訳ではなく、旅費を調達出来たらそれで良いです。

帰還後、旅費に全財産を使い果たして公園で寝る人生になっても構わないし、離婚したって良いです。
ガキの頃の夢に一生呪われ続けるよりはマシ。
1回やった事だから同じ事をまた繰り返せば良いだけ。
何度でも起死回生してやるぜ。

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